行動する感情で未来が決定される(行動五行論)

私達が行動を起こす場合、必ず「動機」があります。例えば、「トイレ掃除をする場合」を考えてみましょう。
トイレ掃除は色んな良いことがあると言われています。実際に不良達がトイレ掃除で更生したとか倒産しかけの会社が持ち直したとか良い異性と出会ったとか本当に多くの奇跡があるみたいである。しかしながらトイレ掃除をしてもなにもいいことが無いという話も聞きます。

このような同じ行為において、結果に違いが生じるのはなぜかと言うと、その違いの根本には実は動機に伴う感情の差にあるのです。
それではどのような感情なら良いのかと鑑みるに、「五行」に則した感情ならば良いということであります。

昔、中国に孟子という天才がいまして、孟子は ①惻隠(他者を見ていたたまれなく思う心)
②羞悪(不正や悪を憎む心)③辞譲(譲ってへりくだる心)④是非(正しいこととまちがっていることを判断する能力)
この4つの感情は徳になるので、感情を努力して拡充することによって、それぞれが仁・義・礼・智という人間の4つの徳に到達すると言いました。
感情を伸ばすと聖人のような偉大な人物になれる可能性があると主張しました。
つまり、孟子は徳を積むには動機だけでなく、行動を起こす「感情」に注視せよと教えたのです。
その後、五行説にもとづいてこちらも天才の董仲舒により「信」の徳目が付け加えられ、合わせて「仁義礼智信」の「五常」と称されたのです。因みに信というのは嘘偽りのない純粋で素朴な感情の発露であります。

仮に⓵なにかいいことがあるらしいから我慢でするか という動機だとしましょう。
これは「動機の感情が我慢」になります。「我慢」というのは、残念ながら徳にならないのです。
ですから良い結果は出ないでしょう。つまり、同じトイレ掃除という尊い行動であっても、動機に伴う感情によって成果や結果が変わってしまうのです。

又 ② 後で良いことが返って来るからやろう という動機だとしましょう。
実は、見返りを期待するという動機は「高慢」なのです。なぜ高慢であるかというと、どんな行為も「対等な対価」であり得ないからである。1000円の報酬があるから1000円分の仕事をするというのは対価であるので問題ありませんが、「後で良いことがあるから無償でします」というのは高慢である。逆に汝は借金があるからそれでは足りないと言われるかも知れませんし、「それなら10円だ」と言われるかも知れません。よって後で良いことが返って来るからやろう という動機は止めた方が良い。

良い成果・果報を得るには、動機に伴う感情が徳になれば果報になりますが、同じ行為・動機でありながら感情が徳にならないと成果が出ないのです。
そこで五行の則した感情というのは何かと言うと、
③ 自分を鍛える為に(男を磨く為に)掃除をしよう という動機ならば感情が「義」なので徳になり、「金の徳」になりますので「金運全般が上がる」でしょう。
④ 綺麗になると自分が気持ち良いから掃除しよう という動機ならば感情が「信」なので徳になり、「土の徳」になりますから「家庭運・災難を避ける運が上がる」でしょう。
⑤ トイレ掃除が出来てラッキーを拾った という動機ならば感情が「礼」なので徳になり、「火の徳」になりますから「名誉運や勝負運が上がる」でしょう。
⑥ 皆が心地よくなって喜ぶ顔がみたい という動機ならば感情が「仁」なので徳になり、「木の徳」になりますから「皆から敬愛し尊敬され自然に上の地位に上がる」でしょう。
⑦ 自分が模範になって掃除が良い結果を引き寄せることを啓蒙しよう という動機ならば感情が「智」なので徳になり、「水の徳」になりますから「人が集まる運・異性運などの人気が上がる」でしょう。

このように「動機に伴う感情」が「仁義礼智信」の五徳であれば良い成果が出るということで、しかも徳の違いによって結果の種類も変わるということになります。そして動機のみならず、生活で発生する諸々の事件においても五行の感情で考えるのが大事です。
例えば、誰かに理不尽に罵声を浴びせられた場合にも、ムカついて怒るのではなく「我は文句を言われたが行動において義である。」と孟子でいう「是非の心」で対応するとか「短気で哀れな人であるな」という「惻隠の心」で対応するのである。

今回は「トイレ掃除」という行為を例に考察をしましたが、すべての行為・現象において孟子の言うように、5つの感情で生活するように心を注視し、常に5つの感情(五行の感情)で行動することが、徳を高める方法として近道であるということであります。

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