呪力を持つ左目の考察

今回は「マニアックな話」であるのでついてこれない人はスルーしてください。


柳田国男は、日本の神の像に「右目」ではなくて、「左目」のつぶれた像が多いことに興味を抱き、
片目の神伝説の根源を考察し、20年に渡る研究の結果、
「片目を傷つけ神へ供することで、『神の使い』になった」
という説を発表したのですが、それが多くの学者の反発を呼び、その結果、柳田は「片目の神」の研究をパッタリ止めてしまいました。

実は、私も柳田国男に影響を受けた訳では無く、「左目」には興味があって、
以前に私は、「鬼太郎の目玉のオヤジはなぜ左目か?」という考察をしましたが
私は柳田国男のような高名な学者では無いので、
反発も無いゆえに「左目と神との考察」という名の暴論を書こうと思う。

参照:■続 目に関する断章:魔女の左目
    ■目に関する断章

私が「片目の神」に興味を持った理由は、我が故郷の多度大社の「一目連の神」がキッカケであります。
1500年前、養老山脈の滝の水が酒に変わったという事実が都まで伝わり、
時の元正天皇が養老に訪問され、吉祥を尊び元号を「養老」とされたこともあります。
しかしながら、1500年後の現在でも、間違いなく霊山であることについては以前に記事にしたのですが、

参照:■片目の龍と養老山脈

チェリー先生の研究も紹介します。
尾張氏とヤマトタケル その21

多度大社に祀ってある「一目連の神」は「片目が潰れた龍神」であります。
なぜ片目が潰れた龍神が祀ってあるのかというと、
そのルーツは、養老山脈の田代ヶ池の言い伝えにあります。

その言い伝えとは、
田代ヶ池の近くに沢という娘と、その父親 作次が二人で暮らしており、
雨が降らず飢饉でな、米がまったく採れなかったらしい。
ある日、16歳の沢が田代ヶ池のほとりで見知らぬ男と出会い、
それから二人は毎日池のほとりでデートしたらしい。
その後日、謎の男が作次のもとを訪れ「沢を嫁に欲しい」と頼んだそうです。

作治は、「雨を降らせる事ができたら嫁にやっても良い」と言ったところ、
男は「解りました」とだけ言い残すと出ていった。
すると、不思議なことに次の日から数日にわたって雨が降り、
飢饉から逃れることができました。
夜になって片目になった男が現れ
「片目を天に捧げ雨を降らせました。沢を嫁にもらってまいります」と言ったそうです。
慌てた作次は、「お前のような嘘つきに大事な娘をやれるか!」といって娘を隠しましたが、
沢が夢遊病のように男に付いて家を出ていってしまったという伝説です。

同じように龍神が人間の娘に恋して、雨を降らせた代償に娘を奪うと言う話は、
泉鏡花の「夜叉が池」がありますが、じつは、本物の「夜叉が池」も養老山脈の北部にあるのです。

そもそも養老という地域は、先に述べましたように、
奈良時代の以前に、滝の水が酒に変わったという伝説があり、
その噂が奈良まで伝わり、時の元正天皇(女性)が真偽を確かめに養老に訪れ、
「まさに誠である」と判断し、国家吉祥を祈って元号を「養老」に変えたというような
元々の本物の龍神系のパワースポットなのです。

それでなぜ私が「片目の龍」に興味があるかというと、じつは私も行基のように、
養老山脈で龍を見たからであります。(片目では無いかも知れませんが)
行基は養老山脈で龍を見たから臥龍山と名付け行基寺を建てたと伝説があります。
龍を実際に見るまでは、龍は想像上の生き物もしくは、恐竜のことと思っていましたが、
龍は想像でも、恐竜でも無く実際に存在し、養老には、今でも存在しています。
多度大社の白馬伝説も実は白龍を馬と見た為に白馬になったのあり、実際は、白龍伝説です。

参照:多度大社

私は不思議に思って、片目の龍について調べますと、
世界で多くの「片目の神」が存在していることを知りました。
そしてほとんどが「左目が潰れた神」なのです。

代表は、北欧神話の最高神のオーディンであります。
オーディンは左目を神に捧げた為、片目であり、天候を司る嵐や暴風の神と言われています。
まさしく、多度大社の一目連の神と同じ、天候神であります。
次には、「ピラミッドに目」と言われる「ホルスの目(プロビデンスの目)」も「左目」です。

さて、上記のように、神々に左目を捧げたので片目になった神が多いという事実が判明した訳ですが、
神に捧げられた左目はどうなったのか?
神は左目をいっぱい集めてどうするのか?

エジプトの神話によれば、
ホルス神の奪われた「左目」が世界を支配する力を発揮すると言われています。

そこで、私は、「神の左目から生まれた神」はいないのか?
疑問に思い調べた所、
世界でただ一つ該当する神を発見して驚いたのですが、
日本の皇室の祖先神であり、伊勢の神宮の主宰神である太陽神の「天照大神」こそ
世界で唯一の「神の左目から生まれた神」である。

ホルス神の奪われた「左目」が世界を支配する力を発揮するのが事実ならば
世界をアマテラスが支配する時代が来る訳ですが、それがどのような仕組みによって成るのか
今の私には判りませんが、ユダヤのメシア預言と一致していることは事実であります。
こんなことを書くと、私の誇大妄想のようですが、同じようなことを考えている人もいます。

韓国に統一教会というキリスト教系の新興宗教がありますが、
その教祖は文鮮明という人です。
彼によれば、日本の神道は悪魔教であり、なぜ悪魔教かというと、
神道はユダヤ教だからである。キリスト教にとってイエスがメシアであることを信じないユダヤ教は邪教である。
従って、ユダヤの王であり、神道の祭司である天皇が「キリスト教(統一教会)に改宗」することによって
初めて世界平和が実現すると考えていたようであるが、
文鮮明は正しいとは言い難いが、霊的解釈は正しいのです。
実際に、神道はユダヤ教であり、天皇はユダヤの王の子孫なのです。
しかし、天皇がキリスト教に改宗するというのは、現実的には不可能だと思われる。
まして、統一教会に改宗することなどあり得ない。


参照:■ヤハウェの正体


北朝鮮が日本人を拉致した理由は、
最高指導者の金日成が、友人である文鮮明から聞いて彼の説を信じたからである。
彼の説とは、日本人がカインの子孫であり、
カインの子孫は、度重なる災難に遭遇するが、
絶対に滅ぼされないと神が約束したという旧約聖書の説です。
従って、日本人の血を引く者が「王」になれば万世に渡り子孫が滅びないということを
金日成は信じて、日本人を拉致し、自分の子孫に日本人の血を入れようと画策したのです。

事実、日本は敗戦、津波に原発被害と度重なる災難に遭遇しています。
文鮮明によれば、それは、天皇が神道という悪魔教を信仰しているからである。
しかしながら、日本はカインの末裔であり、選民である故に絶対に滅びないらしい。

このような日本人の選民思想を、実は、日本よりも、
反日と言われる韓国の宗教家や権力者が根強く信じていることを、非常に興味深いと思います。


参照:■鳥居はなぜ倒れないのか




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