疲労回復の研究

「魚は、死ぬときは水に溺れて死ぬ。」

こんな不条理で切ない話を
寿司屋で聞いた。

僕はマグロを食いながら、
不条理な海を夢想した。
人魚も水に溺れて死ぬのだろうか?

ところで、
マグロってスゴイ魚でして、
釣り上げられると、
体温がどんどん上がって自分の体を焼いてしまうそうです。
26℃くらいの体温が、40℃を越えるらしい。

なぜ体温がどんどん上がるかっていうと、
筋肉が常に活動してるからで、
それは、マグロが泳ぎ続けないと死んでしまう宿命に繋がる訳なんですけどね。

当然、魚は水の中が生きる場所である。
マグロなんかは、海の中を80kmを越える速度で泳ぐ訳なんだけど、
マグロが年食って弱ってくると、
80kmで泳げなくなるのね。
そうすると窒息して海で溺れるのです。

マグロも死ぬときは水に溺れて死ぬのだ。


ところで、マグロってなぜ疲れないのか?
実際にメカニズムを研究してる研究者がいるのです。
そんな研究者は、「疲労について研究」してる学者なんですけどね。

実はね。
「疲労」の研究は、
1998年に厚生労働省が行った疫学調査の結果がきっかけとなり
現在も国家レベルで進められているのですよ。

ちなみに、アメリカでは、1984年にネバタ州で強い疲労等を訴える事例が発生し、
アメリカ疾病予防管理センター(CDC)が調査に乗り出したことをきっかけに、
CFS(慢性疲労症候群)について日本より以前から本格的に研究がされているのです。

疲労って科学界では話題なんですね。

それで、疲労とは何か?というと、
最近の研究の結果。
いわゆる「疲労は体の酸化によって引き起こされる。」と定義されました。

つまり、
「体の疲れ」も「精神の疲れ」も「体の酸化」によって
引き起こされるって定義です。

したがって、
実際の疲労程度は、「体の酸化程度」という意味になる。
疲れると眠くなるでしょ。
体が疲労で酸化してくると眠くなるそうです。
実際に、
疲労回復には睡眠がもっとも効果があるらしい。

しかし、
疲労回復には睡眠が良いというのは、
常識であって慢性疲労症状群の治療にはならないわけなんです。

それでですね。
最近の発表なんですけどね。
じつは、9年間の研究の結果。
「疲労回復にもっとも優れた物質」が発見されたんですよ。
これは凄いでしょ。

その夢の物質は『イミダゾールジペプチド』

この『イミダゾールジペプチド』はですね。
唯一疲労回復効果を認めた物質である。

例えば、クエン酸とかいろいろ疲労回復に効果があるといわれている成分がありますが、
実際に酸化を止めるのは、『イミダゾールジペプチド』だけらしい。ってことです。

発見の経緯を説明しますと。
「抗疲労成分」の研究で、
まず『抗疲労』効果があるとされる食品成分を23種選んだそうです。
それから綿密な研究を重ねることで、
『抗疲労』効果が確認できる6種の成分を発見したそうです。

その結果、6種の成分の大半に「抗酸化」作用があることが判ったらしい。
なかでも骨格筋への移行が多く、
筋組織において強い抗酸化作用を示し、
抗疲労効果が顕著に現れた成分が「イミダゾールジペプチド」だったのです。

それでですね。
皆さんが知りたいのは、
「イミダゾールジペプチド」はなにに入ってるか?
ということだと思うんですけどね。

貴方の予想どおり、
最初の話のマグロに多く含まれてるのです。

でもね。
もっとも多いのは
「鳥の胸肉」であります。
マグロやカツオとかの魚にも多く含まれるのですが、
「鳥の胸肉」がもっとも効果があるようだ。

この成分はね。
ほ乳類の骨格筋中で発見されるのです。
でも中でも『イミダゾールジペプチド』の濃度が高かったのは、
羽を動かす胸肉の部分。
ほら。
渡り鳥ですよ。
オオソリハシシギって鳥はね。
ニュージーランドからアラスカまでの1万キロ以上を
9日間、ノンストップで飛ぶ。

あと寝ないで泳ぐマグロやカツオなどの魚ね。

タフな奴は、どうやら根性だけじゃなくて
『イミダゾールジペプチド』が豊富なんだな。

疲れやすい人は、
「鳥の胸肉」を食って下さい。ってお話でした。

よい結果が出るといいですね。



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この記事へのコメント

2009年11月16日 19:58
そーか 鳥の胸肉を食うと
胸が大きくなるんですね。

ウチには、インコ・ブンチョウ・キンカチョウがいます。
相談してみます。
ayakomame
2009年11月16日 20:56
いーこと聞いた。そのうちトラックバックさせてください!
胸肉を使ったお料理のご紹介ということで。
NORI
2009年11月16日 22:58
疲れているので早速食べなくちゃ。
フランス映画で渡り鳥という映画を思い出してしまいました。
kate
2009年11月17日 08:40
そうなんですよ、寝ても休んでも疲れがとれないんですよ…。運動もかえって疲労感を増すし、疲れがMAXになると強制終了かかってしまうし…。どうしたらいいんだ~、と(;_;)
なので、かつてないほどの勢いで、ツナ缶と大豆製品を摂取してます。
昨夜はタイムリーに鳥の胸肉で炒り鳥でした。
今夜も胸肉つかってロールチキンにしようと思います。

昨今、お肉を食べないほうが良いという風潮がありますが、やはりバランスよく食べたほうがいいのですね。
(ベジタリアンだったリバー・フェニックスが、蕎麦つゆに鰹出汁が使われていると聞いて、箸を置いた…という話を思いだしました)
happy
2009年11月17日 12:38
いつも、素晴らしい情報有難うございます。むね肉は一日どの位摂取すればいいのですか?
2009年11月17日 18:14
サメも、泳いでいないと死ぬのですね。
大ダコに巻きつかれ、泳げなくなって、もがくサメの衝撃映像を観たことがあります!
タコの強さにも、恐怖!を感じました(^^ゞ
2009年11月17日 19:58
そうそう鳩胸になります。
って違うでしょ。
しかもペットを食うんですか!w
この場合は、元気になるってことですけど
鶏肉で胸が大きくなるという説もあります。>かなさん

いいすね。
胸肉料理。新婚さんにはピッタリだな。
結構安いですしね。
簡単レシピを希望します。>あやこさん。

鶏胸料理なんですけど、
なんかスープにしたほうがカロリーを気にせず、
効率よくイミダゾールジペプチドが摂取できるらしいです。>NORIさん。
2009年11月17日 20:11
ロールチキンもいいですけど、
なにやら、どんな食べ方でも『イミダゾールジペプチド』を摂取できるかというと、そうではないようで
『イミダゾールジペプチド』を摂取するのに一番適したメニューは鶏胸肉をじっくり煮込んだ「スープ」らしいですよ。
http://japanpm.com/details/take.html >kateさん。

『イミダゾールジペプチド』は200~400mgを毎日摂取するのが理想とされています。たとえば400mgを摂取するのに必要な食材とその量は、鶏胸肉のおよそ60~100gに、400mg分の『イミダゾールジペプチド』が含まれているそうです。
しかし、どんな食べ方でも『イミダゾールジペプチド』を摂取できるかというと、そうではなく、『イミダゾールジペプチド』を摂取するのに一番適したメニューは鶏胸肉をじっくり煮込んだ「スープ」です。鶏胸肉を熱水で約30分煮込むことで『イミダゾールジペプチド』がスープに抽出されます。>happyさん。

サメといえば
体の半分以上の肝臓です。
サメの生命力の強さは肝臓の大きさにあると言われてます。>おののさん

お疲れsay
2009年11月18日 17:51
マグロ食っときます。
因みにふとんの中ではマグロではありません。
kate
2009年11月18日 18:42
ありがとうございました、とても参考になりました。
シードル買ってきたので、次は鳥肉のりんご煮作ってみます。
しばらく鳥の胸肉料理を探求してみようと思います。
うさぎ
2009年11月18日 23:23
心身共に疲労物質たまってるので、是非試してみたいと思います。
ありがとうございます。
うさぎ
2009年11月18日 23:23
こんばんは☆心身共に疲労物質たまってるので、是非試してみたいと思います。
ありがとうございます。
キキ
2009年11月19日 08:52
胸肉は安いけど、料理した事ない~…
おいしいの~?
エイジのお料理教室開催してね~☆
KISHIKO
2009年11月19日 12:36
先日、娘に会いに、台湾まで行きましたところ、帰国と同時に発熱。遂に、A型インフルエンザに感染してしまいました。今回は、向こうの知人に濃密なご接待を頂き、朝から晩までのフル接待、フル旅行で、身も心もサプライズで、地に足が付かなかった状況でした。それで、今回、B型の私が、生まれて初めてのインフル感染で、来週の連休まで珍しく、家でゆっくりしている毎日です。
よって、久々に、エイジ様ブログにも、コメントさせていただきました。
2009年11月19日 21:11
sayさんは布団の中ではトビウオのようなお魚です。>sayさん。

鳥の胸肉は初めてですか?
長く続けると結果が出るそうですよ>kateさん。

うむ。
頑張ってよい結果でるといいですね。うさぎさん。

どうでもいいけど、
キキさんは自分の胸肉がないですね。w>キキさん。

おぉぉぉ
ついにB型なのに感染したんですか!
大丈夫
明日にはケロってしてるでしょうw>KISHIKOさん。
カコ
2009年11月19日 22:26
エイジさん、こんばんは~。

慢性疲労症候群ですけどね、勝手なことは言えませんが、
全体の調整の問題だろうな~と思っています。
とはいえ、疲労はだれにでも起こる問題なので、
大変ありがたい話題です。いつも、本当にありがとうございます!

今日は手羽先を煮込んでいます。明日食べる分ですが、
まあ、これはこれでコラーゲン摂取の目的もあり、、、。
週末には胸肉にします。放し飼いの鶏の方が良さそうな。。。
ところでスープにすると、吸収がよくなるということなんですか?
食べれば同じと思ってしまうのですが。
2009年11月20日 00:18
カコさん。こんばんわ。
確かに、スープでも食べても同じだと思いますよ。
ただ、大阪市立大学医学部での研究は、
イミダゾールジペプチドの抗疲労効果の研究ですから
抽出物になったと思われる訳です。
ただし。
漢方薬でもね。
生薬を刻んで飲むより、煎じた方が効果が出るんですよ。
理由はよく判らないのですけど、
煎じるほうが良いというのは昔からの智恵で、
おそらく、吸収率及び吸収速度の関係で効き目が大いに違うのでしょう。>カコさん

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