道徳と現世利益

孔子は、社会を良くするのは、法律やお金では無く、
まして政治や労働環境でも無く、
個々の人間の道徳性・行動であると説きました。

孔子は、人が善き事を行うと、私たちの住む世界の神ベクトルと合致する故に、
期せずして、社会の平和、人民の愛和、個人の繁栄を達成できると考えたのです。

それで、善き事とは何かというと、
徳であり、人間の徳には、「仁・義・礼・智・忠・信・孝・梯」という行動基準を示しました。

今、さらっと書いたのですけど、実は非常に重要なことなのです。

つまり、孔子は、社会や他人に対して、何かしらの良きことを行うよりも
自分自身を高める行為(仁・義・礼・智・忠・信・孝・梯)を実践し、
人格を高めることの方が重要であると説いているのです。

安岡先生の言うところの
「人生で大事なのは、良いことを行うのでは無く、自分が良い者であることだ」
であり、高杉晋作の言うところの
「朝に人としての道を悟ることができれば、その晩に死んでも悔いはない」
というのが正しい人間の生きる道ということです。


さて、易経に「お金の総量は、義の総量と等しい」
と書かれていることを以前に紹介しましたが、
実は、「仁・義・礼・智・忠・信・孝・梯」という行動を行うと、
それぞれ行為によって得られる効果が違うのです。

それはなぜ判ったのかというと、統計なのです。

中国の占いは四柱推命や姓名判断などありますが
基本的に統計学なのです。

つまり、「名前の画数に24と15があると、お金と異性に恵まれる」というのは、
そのような人が多いからそうかも?ということである。

そんなの迷信ですね
という人が多いと思いますが、
私は、統計学は科学的理論よりも信頼性が高いと思っている。

実際に、マルクス共産主義を科学的・論理的には誰も論破出来ません。
ディベートをやった人なら判ると思いますが、
理屈はどっちでも付けられるのです。
私が思うに、理屈はすべて結果で正当化されるのだ。

共産主義が間違ってると言えるのは、
50年の歴史的検証によって「間違い」とわかるに過ぎない。
歴史的検証こそ統計学なのです。
薬で言えば、薬理よりも治験がすべてなのです。

例えば、「大豆を食べると顔のシワが無くなる」という説があったのですが
薬理学者は「それはナンセンスです。大豆の成分にそんな作用は有りません」
と否定していましたが、最近、腸内細菌の研究が進んで、
大豆が腸内細菌によってエクオールが生成されると、
顔の皺が消えるということが解ったのです。

しかしながら、エクオールが作れる腸内細菌は
すべての人が持っているわけではないということも判ったのです。

つまり、正確に言えば、
「大豆からエクオールを生成できる腸内細菌を持つ人は
大豆を食べると目じりのシワや法令線が薄くなります。」ということである。

それで、孔子の徳についても統計学で効果を分類をすると
どうやら次のような傾向があるらしい。

お金=義
出世=礼
子孫繁栄=孝
ツキ=誠


お金は義と等しい故に、お金が欲しいのならば義を常に実践し不義理をしないこと。
人の上に立ちたい・出世したいのなら常に礼を実践し無礼を決してしないこと。
子孫繁栄を願うのならば常に孝を実践し親孝行すること。
強運を得て、あらゆる災難から逃れるには至誠であること。

そして私はこの結果はエクオール以上に個体差無く、
等しく効果が期待できると思う。


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