赤色はオスの優位性を示す。

ロチェスター大学の心理学の教授のアンドリュー・エリオット(Andrew Elliot)氏らが、
Journal of Experimental Psychology: General誌に興味深い発表をした。

その研究結果によると

「女性は、赤色の物を身につけた男性に対し、
赤色の物をなにも身につけていない男性と比較し、
権力を持ち、魅力的でセックスアピールがあると判断しやすい。」

そうである。

要するに、、
文化圏を問わず、
女性は、赤系の服を着た男性を男として魅力的に感じる。
と、新しい研究結果は示唆してる。

これは、
19~22歳の288人の米国、イギリス、ドイツ、中国の女子大学生と、25人の男子大学生を対象に、
7つの実験をしたもので、
ただし、女性は、赤系の服を着た男性は権力をもっていて魅力的でセックスアピールがあると感じるが、
好人物であるとか優しいとか社交的であるとは判断しないそうである。

つまり、
赤色の効果は、男性の社会的地位とロマンス関連の評価に限定されるみたいだ。

赤色の効果は男女で差はあるが、
女性にとって赤色が男性への性的ロマンスと社会的ステイタスの誘因色であるのならば、
男性にとって赤い色は性的かつ闘争的な興奮を促す色である。

闘牛でマタドールが牛が赤色を認識できないにも関わらず、
赤いムレタを使うのは、牛を興奮させる理由ではなく、
じつは観衆、特に闘牛士(マタドール)を含めた男性を興奮させる為である。
という記事(闘牛士)を以前に書いたけれども、
男性も赤いドレスを着た女性に性的な魅力を感じやすい。

古来より、世界中の多くの社会で、
赤色は富と権力に関連していて、
注目される大きなイベントの際に「赤いカーペット」が敷かれることによっても判る。

色は生物の個体の間の情報伝達において、
重要な信号になっていることは判っているが、
人間だけでなく、様々な生物においても、
赤は、雄の相手に対する優位性を示す色であり、
男性ホルモンの一種であるテストステロンのレベルの高さも表すことが知られている。

人間においては、怒りは血流を増し皮膚を赤くする。
その一方で恐怖を感じると逆に皮膚の色は青くなる。
このため「赤」は対決的な状況において、相手に対する優位を表すシグナルになっている可能性がある。

実際に、スポーツ競技において、
対戦相手のユニフォームが赤だと、
人間は無意識のうちに自分の方が劣位だと感じ、パフォーマンスが低下するという研究もある。

確かに、同じ霊長類である猿にとっても、
赤色は、オスの優位性のインディケータであり、
チンパンジーでは、最も高い地位のオスは、ボス競争の間に劇的に赤くなる。
メスは赤いオスと交尾する傾向があるらしい。

女性が男性を見るとき、赤色は社会的実力者のシンボルであり、
男性が女性を見るときは、性的魅力のシンボルであり、
男性が男性を見るときは、赤色は威圧感を感じさせるシンボルカラーみたいだ。

ところで
私は、個人的に赤い色の車に威圧感を感じない。
どちらかというと赤い車は遊びのイメージがあるので、
この「赤色優位説」に懐疑的であったが、
今日、フルスモークの黒い車が対向車で来て、
近くまで来たらフロント部分が真っ赤に塗ってあったのを発見した時、
異様な恐怖を感じておもわずブレーキを踏んでしまったわけであるが、
要は、赤い色の演出の仕方で効果が出るということなのです。

つまり、
「赤色はモテ色」が真理であるとしても、
コンパに真っ赤なシャツは逆効果であろう。
大事なのは、切れ味のある赤色の使い方ではなかろうか。

そうそう。
闘牛士の赤いムレタのように。

貴方もいろんな場面で効果的に赤色を使われることをお奨めします。


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