なぜメタボ基準は腹周りなのか?(抗炎症ダイエット)

最近の傾向として、
中高年期以後の人がかかりやすい
多くの重い病気の元凶は炎症である
ことをご存じでしょうか。

炎症には2種類あって、
ケガをした時や、ウイルスが侵入したときに痛みや熱を伴う炎症。
つまり免疫反応の炎症です。
この炎症は誰でも知ってると思うのですが、
それともう一つ、痛みが無く、本人に自覚がないままに進行する炎症があるのです。

そして、後者の炎症は、糖尿病や慢性関節リウマチ、
心臓病やアルツハイマー、パーキンソン病、
そして他の加齢による疾患(ガンを含む)も炎症によって引き起こされることがわかっている。


その厄介な炎症は、どうして発生するのかというと、
一番の問題点は悪い食習慣であるといわれている。

そして、
炎症を促進する大きな要因は、炭水化物の過剰摂取である。
糖質が主体の食事だと、糖を分解するホルモンのインシュリンが大量に分泌され、
その副作用として、中性脂肪がどんどん蓄積されます。

脂肪がなぜ炎症を起こすかというと、
過剰な脂肪は、肝臓や内臓の周りに溜まる。
その脂肪は「毒性脂肪」となり、細胞内に進入して毒性を発揮し、慢性炎症となるらしい。

そこで、その脂肪を排除する必要があり、
その方法として、
炭水化物を穀物から接種せず、野菜から接種するのである。
いわゆる
「ご飯を食べないGACKT式ダイエット」である。

(注:GACKTはダイエット目的では無く、肌が汚くなるという理由で穀物を食べない。)

そして抗炎症作用のある食物を食べる。
まず、大事なのは魚である。
特に青い魚に含まれる魚油(EPA等)が脂肪酸の炎症を抑える作用が強いそうである。

次に、悪い油を摂らない。
いわゆるサラダ油などのオメガ6といわれる油を避け、
オリーブオイルやアボカドオイルなどのオメガ9の油を摂るのが大事らしい。

オメガ6脂肪酸は、安価なので、ほぼ全てのスナック菓子やファストフードに使われている。
この脂肪酸の問題は、炎症を促進するホルモンを合成できるということです。

つい先月だったと思うが、
「ゾーンダイエット」で有名な生化学者のバリーシアーズ博士が、
日経ヘルスのインタビューで、

「炭水化物は野菜から摂り、ご飯を極力減らし、魚や大豆を主としてタンパク質を多く摂取することによって、
体内の炎症を減らし、老化を遅らせることが出来る。」
という主旨の話が載っていたが、

生活習慣病=老化=炎症 を止めるにはまず炎症を止めること。
いわゆる炎症を抑えるには食生活を改善すること。
抗炎症の食生活とは、
炭水化物を減らし、悪い油を摂らず、タンパク質を多く摂ること。

要するに、
減量目的では無く、抗炎症を目指せば、結果的にダイエットになる
ということである。
健康=美しさ=ダイエットという図式。
なんて理想的なダイエットでありましょう。


さて、
表題のメタボリックシンドロームの話をしましょう。
なぜ男性の腹周りが85センチという基準なのか?という疑問があったのです。
だって身長が160センチと180センチでも関係なく、
腹周りだけが「85センチ」基準って変だと思いませんか?

そこで、私が調べた結果、
厚生労働省が中心となり、中部労災病院や日本肥満学会など、
各学会が集めた膨大な実例に因れば、
成人男子の場合、身長/体重というような肥満とは関係なく、
ただ腹周りが85センチ以上だと、急激に心血管疾患になりやすいそうです。
そして、腹周りが85センチ以下だと心血管障害が激減するらしい。

最初、この説明を聞いた時、にわかに信じられなかったですが、
最近の研究で「内臓脂肪が危険な炎症を起こす」ということが判ってきたので、
「なるほど。そういう理由であったのか。」と思った次第である。
つまり、肥満で無くても、過剰な内臓脂肪のみで危険となるのです。
よって腹周りが第一の基準になったのです。
もちろん、メタボ基準が大雑把である問題はあるが、本質的に良しとしましょう。


ちなみに、
私の先輩男性(年齢50歳)は、「炭水化物を野菜から摂取」するダイエットを一年間実施し、
体重は4kgしか減少しなかったけれども、
絶対に下がらなかった中性脂肪値が半分になり、
悪玉コレステロールも半分になった。
更に、ウエストも5センチ細くなり、顔のシワも目立たなくなった。
食事量が大幅に減少したにも係わらず、体力が増強し、
非常に若若しくなりました。

メタボ男性に強くお奨めします。


抗炎症ダイエットの提唱者であるアンドルー・ワイル博士は、
次のように語っているので参考にしてください。

① オメガ6脂肪酸は摂らない。
ほぼ全てのスナック菓子やファストフードに使われています。

② オメガ3脂肪酸は、抗炎症効果をもたらします。
オメガ3脂肪酸は、油分の多い魚およびアラスカ産天然サーモン、イワシ、ニシン、黒タラやクルミ、亜麻、麻の実、また、少量ですがキャノーラ油と海藻に含まれます。

③ 炎症を促進するマーガリンや植物性ショートニング、部分的に水素添加された植物性油を避けます。

④ 炭水化物は特に炎症作用に強い影響を与えます。
体の中で砂糖とタンパク質が化学的反応を起こすと、「糖化最終産物(AGE)」と呼ばれる炎症化合物が生成されてしまいます。血糖値を抑えることで、この作用を緩和することができます。
そのためには、パンやジャガイモ、クラッカー、チップスなどのスナック、ペーストリー、加糖飲料の摂取を減らし、
ファーストフードや加工食品、高果糖コーンシロップでできた食品を避けることです。
代わりに全粒穀物や豆、さつまいも、冬カボチャなどの野菜を食べましょう。
さらにバナナやパイナップル、マンゴー、パパイヤといった熱帯でできるフルーツよりも、温帯のベリーやチェリー、リンゴ、梨を重点的に食べることをお勧めします。

⑤ 炎症を誘発する脂肪が含まれている牛肉や鶏肉の割合を少なくする。

⑥ 油はエクストラバージンオリーブ油を使うことをお勧めします。



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この記事へのコメント

ayakomame
2010年09月01日 09:41
こんにちは!エイジさん。
上記のこと、我が家では結構実践に取り入れています。お陰で、結婚1年で主人も私も6kg痩せました。

ただ、お詳しいエイジさんに1つ質問です。
オメガ3の摂取方法について、とある文献では男性の場合「フラックスオイル」を取りすぎると前立腺がんになる可能性がある、とあり、主人にフラックスオイルを使うのをためらっています。(かといって、主人はくるみは嫌いだし、青魚毎日ってわけにもいかないし。。。)
多分全体食(精製されていないもの)である亜麻として食べたらいいんでしょーけど、亜麻だけってのは、なかなか売ってないのです。

フラックスオイルの過剰摂取による前立腺がんのリスク(男だけ。)について、もしエイジさんがご存知でしたら教えてください。

なんか、女性はいい効果だけだそうなので、私だけ摂取するかな。。。。
2010年09月01日 21:13
昔、あやこさんが抗炎症についてBLOGされてましたよね。
あれから僕も勉強しました。
抗炎症ダイエットは非常に理に叶って最強だと思います。
ちなみに、
前立腺癌ですが、同一人種の居住地域による罹患率の差から食事が原因の一つと考えられていて、高脂肪の食事は前立腺癌のリスクとなるのは事実です。
アマニン油は乾きやすいのでペンキ・インク・油絵具や軟膏基材の原料にします。中国では亜麻仁を強壮・緩下剤として利用されています。
食用油の歴史はほとんど無いですよね。
また、ほとんどが中央アジアからの輸入品なので品質も不安です。
あまり使わないほうがいいと思いますよw>あやこさん。
おみつ
2010年09月02日 21:16
食べ物は ファーストフードにスナック菓子 油までも添加物加工品が多くなって、ジュース類も、もう新しいのは出ないくらい。 加工食品に限界ってきていますよね?油って大切だと思います。コレステロール0なんて添加物ばかりだし…
ちなみにマーガリンも 合成油脂ですよね? 豆乳マーガリンなるものを自然食品で見つけたのですが、マーガリンはマーガリンなのですか?やはり体によくないんですよね?
今 西洋医学も限界があり東洋医学にも注目が集まっていますね。食品もしかり。見直す時期がきているのですね。粗食大好き♪豆乳飲みましょう。 と言いつつ、添加物の入った悪い物もほしくなります。
キキ
2010年09月02日 23:47
毎朝 パンにマーガリンを塗って食べてます♪
マーガリンはよくないってエイジさんのブログで見てたけど、じゃぁ何を塗ればいいの~?
パンもよくないんでしょ~?( ┰_┰) シクシク
朝はパンしか食べれないんですけど・・・
ファーストフードやスナック菓子はあんまり食べないけど
今後何を食べて生きていけばいいのかわからない…
じゃがいもはずしたら、メニューの幅がぐんと減るよ~!?
スーパーに売ってるものって加工品が多いし…
そんなんはずしてたら食べるものがなくなってくる…
あ、高果糖コーンシロップって何?
あと、揚げ物って何油ですればいいの~?
2010年09月04日 01:25
たしかに難しいですよね。
でもね。顔のシワとかいわゆる肌の老化ですけど、
ご飯とジャンクフードと煙草は絶対に良くないです。
今回の話は、ご飯は炎症を起こす=老化しますよ
って理解で良いと思われます。>おみつさん。

パンにマーガリンなの?
バーカリンにしなさいってあんなに言ったのに。
塩でも塗っておきなさい。
朝はパンなの?
パンはいいわよ。でもジャンクはやめて。
食べないと死んじゃうって?
死んでもいいからやめるのよ。>キキさん。
カコ
2010年09月05日 20:26
エイジさん、こんばんは~。

実は食生活の中で、オイルが一番重要と思っています。
それも、精製されていない、低温圧縮のオメガ3のオイルが最強でしょう。オメガ3の抗炎症作用は事実です。私のとある病気がほとんど治りました。

あとは、加工食品をとらず、糖分はかなり制限するということをすれば、
大体のものは過度に摂らなければ大丈夫なはずです。バランスは大事ですけどね。でも、、、甘いものだけは、制限が難しい。。。
2010年09月07日 21:12
カコさん。こんばんわ。
へぇー。
オメガ3の抗炎症作用は事実ですか!
経験者の言葉は深いです。
青魚もっと食います。>カコさん。

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