逢えば逢うほど好きになる

最近、お気に入りのBLOGの中でも多くの人がPTAに関係するようになり、私もそのひとりであるが、スーさんやシーラさんの「学校PTA不満爆発BLOG」を読んで思うのは、結局、最大の欠陥は、学校やPTAに営業力が足りないと思うわけである。

学校やPTAでも、体温を感じない有無を言わせぬ態度や義務感を押し付けるのではなく、親愛や義務感や自尊心をくすぐる営業をすべきである。人間は体温を感じれば、同じ言葉や行為でも印象が変わってくるものであり、多少の無理も聞いてもらえる。

私は、専業主婦でも事務職でも研究職でも営業力のある人でなくては、よい仕事ができないと思う。
なぜなら、すべての仕事は人間関係の中で育っていくからであって個人の力で成果を上げられる訳ではない。
すべての人間は営業マンであれ!と考える。

ところで、営業は、「とにかく足を運べ」と言われるし、これが基本である。
この言葉に営業力の意味があると思うのでBLOGしようと思う。

営業をよく見ていると、こまめに足を運ぶだけで、型にハマったような態度の営業マンでは、だんだん合うのも面倒になり、「あ!また来た!隠れよう」などど避けられる人も出てくる一方で、足繁に足を運ぶうちに、ガッチリと親近感を感じさせる営業マンもいる。

しかし、まったく顔を見せない営業よりも「また来たのかよっ」と思われる営業の方が親しみを感じるのは事実である。

印象の良い営業は、「さも相手をよく知っているかのように振る舞う」のが上手いと思う。
たとえば、「いや先日も、部長の話題が出てましてね」と言う相手に興味を持っていることを話すことにより、きわめて効果的に「熟知性の原則」が機能しはじめる。
人は自分を知ってくれる人に弱い。
「士は自分を知る者のために死す」という格言があるように、人は自分に興味を持ってくれる人に好感を感じる動物である。

「とにかく足を運べ」の意味は、「相手に興味を持っています!」という意思表示であり、「好きになって欲しい」という親愛行動なのである。

そういえば、南果歩と別れた辻仁成がミポリンと初めてパリのシャルル・ド・ゴール空港で出会ったときに言った言葉を思い出しました。


「僕達、やっと逢えましたね。この日を待ってました」

だそうだ。
さすが南果歩と別れた芥川賞作家だけあって、一流の営業である。
その後、ミポリンファンの希望を打ち砕くように二人は結婚した。

最期にミポリンと暮らすパリでの生活が匂う、辻仁成の文章でお別れしましょう。

「パリは大人の街。夜外出するとよく分かる。子供はいない。大人だらけ。
年配のカップルがレストランにいっぱい。バーも、カフェもいつも溢れている。
人生を最後まで謳歌しようとする、フランス人の生き方を見習うことにしよう。 」

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この記事へのコメント

2006年04月15日 23:47
いやーん、エイジさん。
PTAに不満爆発ってわけじゃないのよ~。
PTAに携わってくれている方には本当に感謝、そして尊敬の念を持っています。大変な思いをしてPTAをしてくださるのですから。まずは、PTAの周りの人がそういう気持ちをもって役員の方に接するべきだと思っています。しかし周りの人と学校やPTA側との思惑に温度差があるのも事実です。よりよいPTAにするにはどうしたらよいか?は出口の見えないトンネルのような感じです。
PTAに限らず保育園の係りでもこの営業力のお話は役に立ちそうなのでぜひやってみたいと思います。卒園で係りがたくさんあるのですが、皆さん大変なのはやりたがらないんです。愛情を持ってお願いしてみよう。
アッシー
2006年04月16日 01:27
「もっと早く出会っていたら結婚しなかっただろう」
と仁成が言ってました。「出会うタイミングでその後の運命が決まる」と、たしか「冷静と情熱の間」の中でも書いていました。
ミュージシャンでもある辻仁成と私とは非常に共通点を感じるんですよ

NORI
2006年04月16日 01:41
私も以前は営業してましたよ。事務職よりも、人と話をするのが好きです。確かに、足繁く会うというのは効力あったように思います。
こちらとしても、できるだけ快く思われたいために、サービス精神も旺盛になるし。PTAとなると話は別かもしれないけれど、子育てや、学校教育の問題は人任せになってしまう親は多いかもしれません。
難しい問題ですけどね。辻さんの小説は、少しの間はまって読んでました。パリの人の印象といえば、休日を大切に過ごし、芸術や文化を大切
にしているところ、新しい物好き、おしゃべり大好きな人が多い。
生き方は見習いたいですね。
2006年04月16日 02:08
基本は母と子ですね。子供にとって母は会っている時間が(たいてい一番)長いから好きになるんでしょう。
私はイチローがオリックスで活躍し始めた頃、オリックス関係会社の営業さんにイチローのポストカードを頂き、デスクに貼っていたら、いつの間にかファンになっていました。
2006年04月16日 10:05
スーさんは絶対PTA向きですっ
間違いありません
牛は目標を設定しないと不幸を感じるらしいですよ
ヘミングウェイが「老人と海」で書いていました>スーさん

NORIさんの旅行記を読んだ印象では、現在 すでにフランス人じゃないですか?芸術や文化を大切にしているところ、新しい物好き、おしゃべり大好きな人が多いってトコですけど
辻仁成の小説って字が細かいですよね>NORIさん

アッシーさんと仁成の違いは、ミポリンが隣にいないという点ですね
>アッシーさん

ポスターって不思議ですよね
貼ってると好きになる。
また、こんな風になりたいな というのを貼ってると益々憧れる
昔、カティサークというウイスキーのカレンダーで原日出子のヌード写真がありましたが、貼っていたらいつのまにか恋人気分でしたからね>あゆさん
2006年04月16日 15:07
初めまして。いつも楽しく拝見させていただいてます。
エイジさんの記事すごく納得することが多くて、
『うんうん、そうだよね』とつぶやいたりしてます。
PTAの営業力に1票!!
私は長男の保育園で3年間役員をしました。
確かにすごく大変でしたが、
楽しいことも沢山ありました。友達も増えたし、
なにより子供の園での生活がリアルタイムで見られて
家では見せない意外な一面を見ることができるし、
役員でしか聞けない情報も得ることができました。
「今日園でこんな楽しい出来事があったよ」
なんて他のお母さんたちに話すと結構喜んで聞いてくれて、
そのノリで行事とかも手伝ってくれましたよ。
結構営業向きかも。
役員って大変なのでつい愚痴が出てしまい大変なことだけ
浮き彫りになりますが、楽しいところを前面に出していけば
皆の意識も変わるかもしれませんね。
2006年04月16日 21:23
そうそう、保護者会とか地区委員会とかPTAとか、なんとな~くシゴトとかぶるんですよねえ。それはホントそうです。愛をもって説得に当たる、ですか。そりゃそうですね。そうしてみよう。
何をするにもやっぱし「人間力」なのかもなーって、最近そう思うわけですよ。人間磨かないとなー
2006年04月17日 00:46
カモちゃん はじめましてっ
やっぱりね どうせやるんだったら楽しまないとね
カモちゃんのBLOGを拝見しました
なんて新鮮で優しい空気のBLOGなのでしょうか!
私はちょっぴり切なくなりました。
BLOGってヤツは色んな事を知ることが出来て、本屋で売ってる本では読めない空気を読めます。
PC嫌いなんて言ってないで、頑張ってBLOGを続けてください
きっと共感する仲間がBLOGでもデキルと思います>カモちゃんさん

現実には、お母さんの負担ばっかりですよね
不平がでるのも納得できますが実際は皆さん モクモクと仕事をされるわけです。
逆にお父さんは協力しないんか!と最近感じましてね
PTAで父親参加イベントを計画しております>シーラさん




子育てって言うのは奧の深い仕事なんですね
2006年04月17日 07:25
いやその、上記コメントは「シゴトの内容とどこかPTAの作業と、キモの部分がかぶる」っていうイミなんですよー。なんか、手際よく作業できると「ヨッシャ」っていう気分になりますよねえ、名簿作りとか冊子作りとか連絡事項の伝達とか。
2006年04月17日 18:21
なるほど
そういう意味でしたか
ということは
シーラさんは、広報委員なんかだと楽しく仕事ができますね
2006年04月17日 22:26
足しげく通うのは営業の基本中の基本ですよね。昔を思いだすと、こちらも気乗りするようなところとちょっと嫌だなと思うところといろいろありましたが、、、社会にはいろんな人がいますからね、、、勉強になりました。
2006年04月18日 07:27
>エイジさん
確かに顔を知ってる相手には、めちゃなこと言えないし、あっちも少々押しても突っぱねたりしてこないですよねぇ。とっきどきそうでもない人もいますけどねー。

>しんじさん
辻仁成といえば、函館を思い出しますなぁ。
2006年04月18日 12:20
営業はモチベーションを維持するのが難しいですよね
逆にいえば、モチベーションが維持できれば良い営業ができる訳でしょうから、一番大事なのは動機付けかもしれません>しんじさん

辻仁成といえば 函館ですか?
函館の女という訳ですか?
あれは都はるみか?>ヒロシさん
2006年04月18日 13:42
辻仁成は転々としているらしいですが、函館でもいろいろとあったようです。「母なる凪と父なる時化」では高校生の彼の函館での経験をもとに語られているのですが、そこにエイジならぬレイジっていう主人公のワイルドな部分を引き出すキャラクターが出てきますよ。・しんじ氏とは夏に一緒に函館で教えたことがあるので、↑のコメントでした。
2006年04月19日 18:10
へぇ~~
函館でしんじさんと一緒に教えたのですか?
クラーク博士みたいです
お互いにニューヨークに行ったのは相談の上なんでしょうか?
それとも偶然なのかな>ヒロシさん
2006年04月20日 13:00
そうなんですよー。一緒に温泉も入りました。ちなみに偶然です。NY行きと夏の仕事は別々に決まったのですが、たまたま同じ年にあったんです。
2006年04月21日 00:35
へぇー
不思議な縁ですね
結構 腐れ縁かも知れませんよ!(笑)

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