世界でもっとも美しい家

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またまたインテリアセレブ紀行について・・

「Less is more」とはミース・ヴァン・デル・ローエという建築家の言葉である。

lessとは劣るのではなく「研ぎ澄まされた物」と言う意味である。
余分なモノを排除したlessは「より豊かな」moreを生み出す。という意味でしょうか?
基本的にSimple is the bestとは微妙に違う。Simpleがbestを生み出すのでは無い。
余分な物を取り去った研ぎ澄まされたSimpleは、取り去った物以上に豊かなbestを生み出すという事なら同じ意味であろう。

そのミースが美人女医のファーンズワースの別荘として建てた家が「世界で最も美しい家」と言われる「ファーンズワース邸」である。

その家は、真っ白い大理石とガラスの壁とドアの一軒家で、床が地面よりかなり高くなっており、四方の壁がすべてガラス張りである。
湖畔の森の中、広い芝生の庭に面して、贅沢にスペースを使ってその家は建てられているので、ガラスを通して見える森が壁になっている。
内部は仕切りのない長方形の空間であり、インテリアによってリビング、書斎、寝室と分けられている。

昔、美術の先生が「世界で最も美しい家はファーンズワースの別荘」と言っていたが、テレビで「ファーンズワース邸」と聞いたときは大変懐かしい気がして、真剣に見入ってしまいました。それまで写真でしか見たことが無かったのですが、テレビの映像で見ると、とても豊かで幸せな気分になりました。
やはり「Less is more」の魔術であろうか?合理的なSimpleは簡単に飽きが来るものであるが、緊張感のあるSimpleは、なんど見ても飽きない。

しかし、見れば見る程、落ち着いて住める家ではない。なにせ四方の壁が全部ガラスである。一説によると、ミースはファーンズワースに恋心を抱いていたらしい。

そういう背景を考えると、ミースは愛するファーンズワースという宝石を容れるガラスの宝石箱を作ろうとしたのかも知れない。

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この記事へのコメント

2005年08月17日 19:51
でもなー。…住めないほど美しい家を作られた女、って、少々同情もしたくなりますね。女といえば生活感。その生活感を建築家が持たないがゆえに、美しさと住みやすさが同居しない家も増えてるわけですし。
2005年08月17日 21:29
エイジさん

> ミースは愛するファーンズワースという宝石を容れるガラスの宝石箱を作ろうとしたのかも知れない。

このフレーズがとてもロマンティックだよ~ん。

私もガラス張りのお家なんて住みにくいと思います。
夏は暑いし、冬は寒そう。



涼子
2005年08月17日 21:51
ミースはガラスの魔術師だっけ?
真に美しい物は古さを感じさせないという証明ですね
でも この家はミースがこっそり外から覗く為に作ったとも言えます(芸術家はストーカーが多いというしー)
ガラスの宝石箱・・・私にも作って欲しいです
NORI
2005年08月17日 23:57
ル・コルビュジェの建築もとっても魅力的ですよ。
大理石の床にピアノなんかおいて、暮らしたら、素敵だなあ。。。
でも、基本的に眺めのいい所に住むほうが、どんな豪華な家よりも
プライスレス!そう思いませんか?

2005年08月18日 08:30
私もファーンズワース邸好きです。
半世紀前に作られたと思えないですよね。
ガラス張りだけど周りは林だし、その林の中に建物が溶け込んでる感じがより美しい気がします。(実物見た事ないけど)
でも確かに夏暑くて冬寒いと思いますが、お金持ちの別荘だし、彼のデザインを買ったんだろうからいいのかな?なんて思っちゃいました。
住みやすくて美しい家が理想的ですけどね。
井上りゅう一(熊本市)
2005年08月18日 10:24
TVを見ました。コルビジェ、ミースの設計を仕事で実際にみられる事は幸せですね。素晴らしいの一言です。私が体を悪くしていないならば?
一人の女性の為に設計をするのだから、ロマンチックですね。熊本から応援しております。見られた熊本市本荘5丁目13-38に葉書を送って。
エイジ
2005年08月18日 21:05
確かに、ミースが作った家は人が住んでもすぐに出ていってしまったそうですよ。住む家じゃなくて鑑賞する家なのかも知れませんね>シーラさん

ガラスの宝石箱は宝石にとっては苦痛でしょうね

ガラス窓ですがカーテンを引くと、カーテンが光を乱反射させるので、不思議な影のない部屋になるのですよ>keikoさん
エイジ
2005年08月18日 21:14
なるほど
恋する人を外から覗きやすいように作ったというのも面白いですね
でもミースの恋は実ることが無かったのですよ
時間と費用がかかりすぎてファーンズワースに訴えらました>涼子さん

コルビュジェとミースと言えば近代建築の四大巨匠の2人ですが、コルビュジェのコンクリート建築で表面がクールな点がNORIさんのイメージに合ってますね
確かにー建築物よりも環境が大事でしょうね
ファーンズワース邸も都会の中なら世界で一番美しいガラスの箱には為らなかったでしょうね>NORIさん

エイジ
2005年08月18日 21:28
思いっきり住めない建築物っていうのも素晴らしいですね
あと書かなかったのですが、ミースは部屋の中に影のない家を造りたかったのかも知れないと思う
四方から入る光がやさしく乱反射して影ができないんですよね 不思議だ>potepoteさん

りゅう一さん はじめまして

体を悪くされなかったら・・・なんだったのでしょう?
実際に見るのと映像ではやはり感覚が微妙に違うでしょうね。とくに絵画や建築物はそうですね
美しい芸術品に触れると幸せな気持ちになれます>りゅう一さん

2005年08月19日 04:11
かなり昔に建築家に恋をしたんですけど、ファーンズワース邸の美しさによろめく彼の心をつかめませんでした。切ない思い出です。。。。。
2005年08月19日 12:29
世界で一番美しい家とるりさんの勝負は、家の勝ちだったんですね
相手がファーンズワース邸じゃなくて普通の家だったらよかったのに
2005年08月21日 05:52
どうかな?
それがうまくいっちゃってたら夫と結婚できませんでしたから、敗れてよかったのかも。
ノロケてみました♪
2005年08月21日 13:13
ごもっともです
たとえアンコールワットと競争しても、今のご主人なら
るりさんを選択したと確信します
ごっつあんです
2005年08月22日 20:24
おおお、それは確かに「ごっつあんです」ですな
2005年08月22日 21:43
やっぱ
つぶあんです!よりもごっつあんですですわ
2005年08月23日 10:08
おー、私のノロケがシーラカンスさんのお目に留まって光栄です。

あー、つぶあんをトーストに塗ろうと思って買ってあったのでした。
おうちに帰ったらためしてみようっと。
2005年08月24日 12:17
そうそう 
マーガリン塗ったあとでつぶあんですよ
2005年08月24日 13:24
おうちに帰ってきたけどつかれているので明日試します。
と言ってブログをしています(^O^)v
2005年08月24日 17:59
疲れているのにコメントして回るるりさんは、やっぱり素敵ですが
アントーストのBLOGのアップしたらどうでしょう
nu
2006年07月22日 10:32
ファーンズワースは美人ではなく、馬面です・・・。

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