色紙日記(関西弁と標準語の関係)

私が就職したての頃、京都の繁華街に行った時に、飲み屋で岐阜弁や名古屋弁で喋るとナメられるので、大阪弁で喋ろうということになった。
大阪弁は喋れば喋るほどテンションが上がってくる言語である。
そのなんちゃって大阪人のハイテンションのまま、飲み屋で飲んで支払いをする事になった
請求金額が「え?」と思うほど若干高かったので、酔っていたのもあるけれど、ここは一発、
大阪弁でイチャモンをつけたくなったヤンキー風の友人のAが、

「俺を誰やと思ってんねん!」

と言おうとしたが、焦って






と自己懐疑的な言葉をチーママに投げかけてしまい、
余分にチップまで上乗せする羽目になってしまったことがある。

にわかに方言を真似るのは危険であると、そのとき思ったものだ。

私たち東海人は、方言を恥ずかしい言葉という意識がどこかにある。
東北人もそうだと思う。
しかし、関西弁は標準語でないにもかかわらず、標準語みたい関西人に使用され
標準語のように全国で認めれているのは思えば不思議な話である。
どうやら、この原因は、吉本新喜劇の影響だけではなく
標準語発生の起源にありそうである。

日本語の標準語が出来たのはいつからか?
という疑問に対し、司馬遼太郎は「室町言葉」が標準語の原型であるということを言っている

京に政治の中心をおいた室町幕府は、武士の粗野を抜くために小笠原式という礼儀作法を普及させ、その作法が江戸時代の武士達の礼儀作法の原型になったということである。
いわば、標準語の原型は関西言葉である。
公家→武士→標準語→関東であり
公家→商人→関西弁→関西である。

私たち東海人などのいわば地方の方言を喋る輩は、東京などにいくと
いつのまにか標準語になってしまうけれども
関西圏の人々はかたくなに関西弁を捨てない傾向がある
その理由は、知らないうちに、関西弁が標準語の母体であるという潜在的な自負心を植え付けられているからであろう。

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この記事へのコメント

2005年07月03日 11:28
へー、面白い。それは初耳でした。
関係ないけど、前関西の人が「東京の人がなんちゃって関西弁を使ったりするのがめっちゃむかつく」とか言ってた。関西人のプライドだなーと思いました。
2005年07月03日 16:28
東京の人が名古屋弁を使うと、
「なにをとろくしゃーこといってござる?」と
めちゃんこたーけにされとる気持ちになりますけどね
東海人のプライドですか?
2005年07月03日 18:03
関西人が関東の言葉を使おうとすると、
相当変なものになります。
本人は意識していないんですがね。
同じことが、るりさんのコメントでも言えるのではないでしょうか?
2005年07月03日 23:12
ぷぷぷ
関西人は標準語を使えませんから(爆)
残念
るり
2005年07月04日 00:11
あー確かに(→ryiさん)
時々さんまちゃんとかが「オレも東京弁しゃべれるゼー。かっこいいゼー」とかやってましたよね。あれ見て「はっ!」と笑っちゃうのが私の東京人のプライドかね。
エイジ
2005年07月04日 19:11
るりさんは東京人というよりも一人軍隊ですけどね

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