紛争の歴史は、兄弟喧嘩の歴史である(若貴問題の根の深さ)

若貴はカインとアベルの話ではないか?を書いた後、
よく考えてみたら、人間の歴史の中、ほとんどの争いが兄弟紛争もしくは血族争議が火種に為っていることに気づいた訳である
いわゆる兄弟喧嘩というのは人類にとって普遍的な原罪ではないか?

もっとも大きな戦争といえば、人類最大の汚点ともいえるイスラエル・アラブ戦争であろう
この戦争は一般には宗教戦争と言わているが、実際は兄弟喧嘩の延長に発生した最悪の戦争である。
この戦争は文明が発生したときから現在まで続いており、近代の戦争の陰には、いつもイスラエル問題が関係していると言っても過言ではあるまい。

さて、日本では知らない人も多いと思うけれども、
イエスとマホメットは同じ父親の血を引く子孫である。

その父親とは、旧約聖書に登場する「アブラハム」である。
アブラハムは長い間、妻のサラとの間に子供が生まれなかったので、女奴隷ハガルを妊娠させて出来た子供のイシュマエルがマホメットの祖先であり、アラブ人の祖先である。そして後に妻のサラとの間に出来たイサクがイエスの祖先であり、イスラエル人の祖先であると言われている(図を参照)



さて、聖書によれば、アブラハムの妻サラが、イシュマエルがイサクをからかっている様子を見て怒り、アブラハムに対してハガルとイシュマエルを追い出すことを懇願します。そしてついにアブラハムは、二人を荒野に追放したとある。(「創世記」第21章)

この逸話は、先の「カインとアベルの物語」を具象化させた話であることが判ると思う。
イシュマエルの子孫であるマホメットはイエスを評して
「聖なる父の御言葉を正確に理解しなかった愚か者」と罵倒する。
イスラエル・アラブ関係においても、父なる神の慈愛がどちらにあるのか?が根本的な問題なのである。

この旧約聖書の物語から端を発した宗教戦争を知るとき、兄弟喧嘩というものがいかに根が深く、人類にとって普遍的な課題であり、さらに人類のあらゆる戦争の火種になっている事実に呆然とする訳である

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この記事へのコメント

2005年06月23日 19:36
そうそう
そうなんですよ
相続する親族の争いなんですよね

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