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zoom RSS 土光敏夫という生き方

<<   作成日時 : 2013/01/16 19:08   >>

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土光敏夫といえば、もっとも成功した実業家の一人である。
そして、成功しながら生涯無事であった人間の生き方として、
模範的なモデルだと思うのである。

なぜ土光が模範的な成功モデルかと言うと、
お金持ちは数多いけれども、金持ちだけど、子供が不幸だとか、家族が不幸だとか、
成功したけれども、健康を害したとか、晩年は悲惨だとか、
栄光を何かと引き換えにした成功者が多いなかで、
生涯無事に最高レベルの実業家として人生を全うした人物であろうと思うからである。

なぜ土光が91才の生涯が無事で栄光の中にあったかを考察するに、
それは土光の生き方の中に答えがある。

土光を知る人は、「清貧の生活」「世の為に無私で働く」と思われるでしょう。
しかしながら、清貧の生活や無私で働く実践者は多く、数多くの成功者がいます。
その成功者達は、政治家であったり実業家であったり、
宗教家であったりさまざまですけど、必ずしも、完全な成功では無く、
途中で挫折したり、何かを犠牲にした成功が多いのです。
どちらかというと、土光は政治家とは対極の人物であります。

つまり、無事で成功者であり続ける為に、
「清貧の生活」「世の為に無私で働く」は必要な条件ではないのであります。
もっと、違う理由に因るのである。

その理由を説明する前に土光の生涯年表を見て頂きたい。


1896年 9月15日、岡山県御津郡大野村(岡山市北長瀬)で農業、菊次郎、登美夫妻の2男に生まれる

1920年 東京高等工業学校卒、東京石川島造船所入社

22年 スイスのエッシャーウイス社に留学

36年 石川島芝浦タービン入社

37年 同社取締役

46年 同社社長

49年 橘学苑校長

50年 石川島重工業社長

57年 東京芝浦電気非常勤取締役

58年 石川島ブラジル造船所建設議定書

60年 石川島重工業と播磨造船所合併、石川島播磨重工業社長

64年 同社会長

65年 東京芝浦電気社長

72年 東芝会長

74年 経団連会長

78年 勲一等旭日大綬章

80年 経団連名誉会長

81年 臨時行政調査会会長

83年 臨時行政改革推進審議会会長

86年 勲一等旭日桐花大綬章

88年 8月4日、逝去、91歳



大企業の社長といえば、非常に恵まれていると思われがちですが、
土光の場合は社長として特筆すべきは、
「いつも再建を任された社長」であるということである。
つまり修羅場の社長だ。苦労の多い責任者である。

石川島重工業も再建を任された社長であり、
東芝も同じである。
そして最期は、中曽根首相から国家の財政再建を任されたのである。
行政改革会長に就任した時は、すでに80才であり、
何もそんな老人になってから火中の栗を拾う必要は無いと当時言われた。

土光の生き方でひとつ言えるのは、
自ら進んで仕事や金銭や名誉を求めたのでは無く、
周囲から頼まれて、その声に応えた結果恵まれた

ということである

そして、その生き方こそ、
土光が生涯無事であった実業家の理由であると私は考える。
頼まれてする仕事というのは、ほとんどが困難で危険であるか損な仕事である。
それを何度も応えるというのは、大変な勇気と無私の心がいると思われる。
参照:頼まれ事は試され事

仮に成功したいのならば、モデリングやアファメーションで可能でしょう。
しかし、
成功も手にし、且つ家族や子孫も無事で居たいのならば、
頼まれたことを断らない人生を選択する必要があるのです。



土光の言葉に、「重荷主義」というのがある。
土光が言うには、人間に能力以下の仕事を与えるのは罪悪であり、
ワンランク上の仕事を与えて進歩させるのが善である。

また、「仕事の報酬は仕事」であると言う。
土光の生涯は、彼の信条をそのまま実践した人生であり、尊敬に値する。
しかしながら、
土光本人は非常に忙しく、毎日が闘いの困難な人生だったと思うのです。




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コメント(6件)

内 容 ニックネーム/日時
こんばんは

仕事の報酬は仕事である。
本当そうですね。

仕事があるのって
有難い事です。

あの、エイジさん
法則が良く分かって無いので教えて下さい。

ここ1〜2年にかけて
仲良しや友達が転勤や昇進、結婚によって
遠くに行っちゃったり、会わなくなりました。

喜ばしい事ですけど
私はスゴく残された感じで寂しいです。

人が離れて行く様で。

これも引き寄せなんでしょうか?
ハチミツ
2013/01/16 20:42
土光敏夫さんを知らなかったので
大変勉強になりました。
エイジさんありがとう。
なお
2013/01/17 03:06
「毎日が闘い」

そうですよね。分かってはいるんだけどそれを放棄してしまう時がある。もっと頑張らないといけません。 


たけ
2013/01/17 10:01
実は、土光さんが家では粗食ってはなしを
きいた時は、
「よそではごちそう食べてるから、家くらいは
質素なもんくいたいわな」
って邪推してました。

あとで、実は彼は会食やパーティなんて
ものもきらいだったそうで、そんなもん
するくらいなら、仕事する、っていう
仕事の鬼だときいたときは、ライフスタイル
ほんとだったんだなあ、っておもいましたっす。

そーいえば、彼が経団連やってたときは
いろいろ哲学もしっかりしてたけど、
最近のキヤノンのトイレ会長とか、
いまの米倉@こなきじじい会長
とかでは、そんな哲学もポリシーも
気概もないだろうねぇ。
どーまる
2013/01/17 15:49
エイジさん、こんばんは〜。

仕事の報酬は仕事、、、、。なるほど、と思いました。
周囲が成長させてくれると思えるかどうか、なんでしょうね。
一生成長することを選び、実際一生成長し続けたのでしょう。

気になるのは、、、、、仕事以外に趣味はあったのだろうか、ということ。
どんなに立派な方でも、仕事だけではちょっとつまらない、、、人間に
思えてしまう。音楽とか、何か芸術などのご趣味はあったのかしら?

カコ
2013/01/21 22:21
なにかしらの運命の動きが始まってると
私は思いますよ。>ハチミツさん。

土光さんは覚えておくと良いですよ>なおさん。

人生は飛行機のようなもので
前進して摩擦がなければ墜落します。
戦う姿勢が幸運に必要なのです。>たけさん。

周りに土光さんが居ないとか
日本には土光さんが必要とか考えるよりも
自分が土光さんになろうと思ってます>どーまる様

カコさん こんばんわ。
魯山人のいうように、そもそも趣味というのも形では無く、
その人の人格の発露であるゆえに、
土光さんは、芸術を愛さない人間であったとしても、
人間的にも非常に魅力的であったと思います。>カコさん。
エイジ
2013/01/27 23:01

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