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zoom RSS 絶対に勝てない相手に勝つ方法

<<   作成日時 : 2012/08/12 09:14   >>

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IBM会長のパルサミーノは、
「ゲームのルールを変えた者が勝者になれる」と言っているが、
絶対に勝てない相手に勝つ方法は、
「ルール」を変えることである。

あらゆる競技はルールの中で競われる。
ルールを変えることは、いままでの努力も実績もすべて無しにするに等しい。

現在、ロンドンオリンピックの最中ですけど、
オリンピックとは、まさに「ルール変更の闘い」だと言える。

特に顕著なのは、冬季オリンピックである。
スキー競技は、ゲルマン人が勝つ為にあるが如く、
競技ルールの変更が冷徹に実施される。

例えば、過去には長野オリンピックで、
急に競技ルールが 変更されスキー板が短くなった。
この変更によって、
日本勢は、北欧勢に王者の座を奪われることになった。

またジャンプと距離で争うスキー複合競技でも、
日本勢が得意な前半のジャンプの得点を距離の時間に換算する比率を下げられ、
日本は北欧に勝てなくなった。

競泳でもスタートやターン後の潜水やバサロ泳法の距離がルール改正で制限されることになり、
常にオリンピックは欧米に有利なルール変更がされている。

日本人は常に切磋琢磨してルールの中で勝とうと考えるが
欧米は、ルールそのものを自分に有利に変えて勝とうと考える。

この戦略の差は、知るか知らないかは、致命的だと私は思う。

日本が戦争で負けたのは、物資による差ではなく、
戦略の差であると、戸部良一が名著「失敗の本質」で分析しているが、
そもそも日本人は「ルールを変える卑劣な戦略」が、
欧米のエリート達では普通の戦略であり、
世界はこの戦略が圧巻しているという事実を知る必要があるのだ。

実際にビジネスの世界では、「ゲームのルールを変える」ことによって成功している企業が多い。

マイクロソフトのウインドウズは、圧倒的なシェアを誇っているが、
いまや、コンピューターはウインドウズで動くソフトでなければビジネスは成立しない。
世界中のコンピューターを扱う企業は、
マイクロソフトの作ったゲームのルールの中でしか勝負出来ないのだ。

アップル社のiPHONも同様に、本体の優位性を断固と守り、
アプリ開発の他者達は、同じ土俵でしか戦えない状況を作っている。

しかしながら、新しい「ルール」を作ることに成功すれば、新しい王者が現れる。

文具業界では、コクヨに誰も勝てない時代が長く続いたのですが、
それは、文具店やコンビニの棚をコクヨが押さえてしまっていたからである。

こうした現状では、なかなか文具店は棚スペースをコクヨから他の企業に変えてくれない。
だから、「販売店の棚」が「販売のルール」の世界では、いつまでもコクヨは王者であったのです。

しかしながら、ある日、プラスという企業がアスクルという文具ネット通販事業に進出したのである。
アスクルは棚では無く、顧客との直接取引きをする「ルール変更」を行ったのである。

その結果、直接顧客と取引や割引販売が出来ないコクヨに対して、
アスクルは、一気に有利な立場となれたのであります。

アスクルの売上高は1,277億円となり、親会社のプラスの連結売上高は2,396億円まで伸び、
コクヨ(連結売上高:2,734億円)に肉薄してきたといえるでしょう。

この事例が意味するところは、
アスクルは「ゲームのルールを変える」ことで、
コクヨが頼っている「ルール」をデメリットにしたのです。

新規事業参入における戦略とは「ルール変更」であり、
トップ企業は、既存の一定のルールの下でのトップ企業であるゆえに、
新規参入企業が同じルールで競争しようとしても勝てる見込みが低いのは当然である。

自分のつくったルールの中で戦えれば誰でも勝者になれる。
しかし、途中でみんなにルールが分かってきたら、
また新しい自分に有利なルールを作ることである。

もしも自分の力でルールが変更出来ないならば、
変革の時に敏感になることである。

例えば、出世競争が激しい会社の中で出世したいと考えるのならば、
或いは、競争が激しい世界で金儲けをしたいと考えたり、
ライバルが多い中で彼女を得たいと考える場合にも応用できる。

強者で無い者にとって、変革こそがチャンスである。
自分が出世できるように変革に乗じて出世のルール変更するのだ。
変革の時期に、ライバルが勝手に転けても同じである。
弱者にとって、ピンチはチャンスなのであります。


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コメント(4件)

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とても奥が深い内容で、日々の実践の中でどのように適用すればいいか・・・

難しいテーマですね。。。
イカロス
2012/08/13 18:47
>日本人は常に切磋琢磨してルールの中で勝とうと考えるが
 欧米は、ルールそのものを自分に有利に変えて勝とうと考える。


アジアに住むアジア人と欧米に住む欧米人の
視点についての実験で面白い結果がありましてね。

例えば何かの写真を見せると 
アジア人は画面全体をぐるぐる見回すのに対して
欧米人は中央の一点や中心に存在する対象物のみを見る。

あるいは
青空に浮かんだ風船が浮かぶ写真を見せて
<急に風船が高く飛んだ、それはなぜでしょう?>という問いに対し

欧米人は、風船に何か仕掛けがあって推進力がついた。と応える人が多く
アジア人は、風が吹いたからでしょう。 と応えるひとが多かったと言うのです。

自分と対象にのみ関心がいく視点と
自分と対象だけじゃなく、
それを取り巻く<何か>の概念も考えに入れる視点。

これってホントに大きな価値感の違いですよね(笑い)

周りに配慮する日本人には独善的にルールを変えさせようって気が、
はなから備わっていないってことをよっく理解して。
それから交渉ごとを始めるべきなんでしょうね。

神は一つって言う一神教の西洋人と
どこにでも神は宿るって言う多神教の日本人
にも通じる感じがして
どこか腑に落ちると思いませんか

ね、面白いでしょ?エイジさん^^






ららあ
2012/08/15 01:00
エイジさん、こんにちは〜。

う〜ん、日本人は構造そのものを読むのが下手らしいですからね。
やはり、戦術は戦略にはかなわない。
構造の特徴がつかめれば、それを超えることも可能になりますよね。

カコ
2012/08/15 14:11
イカロスさん。こんばんわ。
商売に役立てて下さいませ>イカロスさん。

面白いですね。
それは、言葉でも判りますね。
英語と日本語の違いにもその傾向が見られます。
というか言葉で脳の働き方が変わるかも知れませんね。>ららあさん。

カコさん。こんばんわ。
勝負に対する考え方を同じにしないと
まったく勝負にならないでしょうね。
しかしながら、ルールを変える戦術では、
技術力では永遠に勝てないでしょう。>カコさん。
エイジ
2012/08/25 20:21

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