BlueBloomBlog

アクセスカウンタ

zoom RSS グルジェフの「超人に進化する方法」

<<   作成日時 : 2012/04/24 22:23   >>

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 60 / トラックバック 0 / コメント 9

今回は、興味のある人しか読む気が起きない話をしようと思う。


「超人になるには、自然に背かねば為らない」
という非常に危険な話をしたいと思う。
これは、古代からの秘義によって、宇宙と人間の秘密を探り当てたグルジェフの説であります。
グルジェフの「超人思想」


「自然に背く」とは如何なる行為でありましょう。


原子爆弾ってあるでしょ?
あれは自然界では起こらないことで、人為的に中性子を操って初めて爆発するのです。
核爆発が自然に発生したのなら、そこら中で核爆発して世界は滅亡してしまいますよね。

つまり、自然の法則では核爆発は「禁止」なのです。
ですから、通常の状態では決して発生しないのです。
核の世界から見れば、チロルチョコレートで日本を吹き飛ばす程のエネルギーがあるのです。
しかし我々が住んでいる三次元の地球では、燃やすか?食べるか?しか活用方法が無い。

それと同じで、
グルジェフによれば、宇宙の意志では人間の進化も禁止されているらしいのです。
なぜなら、超人(神人)は自然の法則から外れる「核爆発」であるからです。

だから、誰も簡単に「覚醒」して「超人」に為れない。
それでも、貴方が超人になろうと思うのならば、
自然の法則や常識と思ってる「自然の摂理」に背かねばならぬとグルジェフはいうのです。

如何にして「自然の摂理」に背くべきか?
それが問題である。


以前、
チンパンジーとヒトの遺伝子の差
という記事で書いたのですけど、

人間とチンパンジーはどこが違うか?という問題を遺伝子から考えますと、
実は人間とチンパンジーの遺伝子に大きな差が無いのです。

しかしながら、差があるのは遺伝子を「ON」「OFF」するスイッチであることが判り、
人間はチンパンジーでは機能していない遺伝子を「ON」することによって、
チンパンジーよりも進化したそうである。

これから先は仮説になるのですけど、
そのスイッチは「感情」によって「ON」になるらしいのです。
つまり、人間に在ってチンパンジーには無い感情によって、遺伝子が「ON」になり、
人間と差が生じた。という仮説である。

この説が興味深いのは、
「人間」と「チンパンジー」に差が出来たのは、
「知能」ではなく「感情」であるということです。

感情が先で、知性が後なのです。

さて、人間と他の動物と明らかな違いというのは、
「親を大事にすること」「神を信じること」の2点であります。
どんな動物も「子供を大事」「仲間を大事」にしますが、
「親孝行」と「神を信じる」のは人間だけであります。
即ち、僕が貴方がチンパンジーで無く人間である!と証明できるのは、
「親孝行」し「神を信仰」する2点のみなのです。
そして、その感情を獲得した故に地球上で最強な生物である「ヒト」に為り得たのです。

そこで、もっと発展させて人間と神の差は何か?を考えてみましょう。
プラトンに因れば「無償の愛(アガペー)」の差であります。
それを簡単に言えば、「エゴの差」である。

つまり、神様は、「まったく」「微塵も」エゴが無いお方なのです。
仮に人間が「まったく微塵もエゴを捨て去る」ことが出来たのならば、
神に進化するのであります。
しかしながら、神に進化した人間はいるのでしょうか?
肉体を持って、コンビニで買い物をしてる神様はいるのでしょうか?



そこで、グルジェフの進化論に戻るとしましょう。
「人間が地球上で神に為ることは超人と同じ理由で禁止」されているのです。
だから、「通常の進化の過程」では「人間は神に進化」できないのです。

仮に「神」が地球上に存在したとするのならば、
自然によって抹殺されるとグルジェフは言うのです。
神は地球ではなくて他の惑星にしか住めないのです。

仮に地球上に神の如きの人間がいたら非常にハードな生活をしていると考えられます。
判りやすい例は、4大聖人でありましょう。

イエスや釈迦やソクラテスや孔子は、存命中は世間から認められることは在りませんでした。
イエスとソクラテスに至っては死刑になっていますし、
釈迦も命を狙われ続けました。
孔子は社会に受け入れられることは無く死ぬまで放浪しました。
確かに、歴史を振り返れば、
聖人達が世に受け入れられることは有りませんでした。

それは何故かというと、グルジェフは次のように説明しています。

「人類は他の有機生命体と同じく、地球の必要と目的のために地球に存在している。
そしてこの現状が、現時点における地球の要求にとって最適な状態である。
つまり自然の発展の一時点においては、
人間の進化は自然にとって必要ではないことを把握しなければならない。」

「この宇宙は、〈絶対〉──全宇宙銀河系──太陽──太陽系の全惑星──地球──月という構造を持っている。」


人間が超人に進化すれば、地球の秩序が乱されるので超人への進化は自然には必要でないのです。
そして、地球は太陽系の中ではもっともレベルが低い為、他の惑星の影響下にある。
従って人間の運命も金星や水星などの太陽系の惑星の影響を強く受けるそうであります。
そして地球が金星や木星よりも進化するのは禁止されているそうである。

それでは、私達は聖人や超人に進化しなくても良いか?というと
そうではありません。
グルジェフは「それでも人間は進化せねばならない」と続けます。

「もし人類が進化しなければ、それは有機生命体の進化の停止を意味し、
それはまた〈創造の光〉の生長が止まる原因にもなる。
それと同時に、もし人類が進化をやめたら、
それは人類創造の目的という観点からすれば無用なものとなり、
その結果、人類は滅ぼされるかもしれない。
つまり、進化の停止は人類の滅亡を意味する。」

では、どうすれば地球で進化できるのでしょう?
人間が超人に進化することを、地球が許可していないということは、
反自然的な行為をしなくては超人に為れないということになります。

このあたりから非常に付いてこれない内容になります。

さて、最初の命題に戻りますが、
「自然に背く」とは如何なる行為でありましょう。
それを考える前に、私達は如何なる者であるか?それを明確にしなくてはいけません。

昨今の研究により私達は「遺伝子に操られている人形」であるといえます。
ということは、
反自然的行為とは「反遺伝子的行為」とういうことになります。

イギリスの動物行動学者リチャード・ドーキンスが1976年に、「利己的な遺伝子」の内容によれば
私達の行動はすべて遺伝子の繁栄という目的に為に費やされているらしい。
この地球上で「己の遺伝子を拡大する利己主義」こそ「遺伝子の意志」でありましょう。

ということは、「反遺伝子的行為」というのは、「自己犠牲」である。
自己犠牲というのは、「他の為に己が犠牲になること。損すること。死ぬこと。」である。

私達は「遺伝子の意志」を「自然の意志」だと考え、
それが「善」であるという考えから卒業しなくてはなりません。

間違ってはいけないのは、「自己犠牲」というのは、反道徳的行為であるということだ。
道徳的行為とは、我良し、他人良し、社会良しの三方良しであって、
自己犠牲ではない。
三方良しの哲学は、非常に現世的であり功利的な利己主義であります。
まったくの利他主義というのは、自己犠牲しかあり得ないのです。

つまり、私達人間が超人に進化するには、反自然、反道徳、反常識的行為が必要であり、
それは、反自然というと、殺人したり、強姦するような事のように思えるけれども、
実はそうではなくて、
反自然的行為とは「他の為に死す」いわゆる「イエスの如き自己犠牲」こそが、
「反自然的行為」ということなのであり、
「自己犠牲」のみが超人に至る行為、神に至る行為ということなのです。

マザーテレサが、「心が痛む程、身が痛む程与えてください」と言いました。
「要らないモノではなくて、貴方が大切にしてるモノを寄付してください」と言いました。
これは、非常に判りやすい「自己犠牲のススメ」であります。

寄付にしても慈善事業にしてもボランティアにしても、
価値の差を生じるのは、行為の程度ではなく、
「自己犠牲」の程度なのです。

「すべての苦労は私が背負う」という精神こそ、
真の徳になるのであります。


twitterはこちら。
エイジの部屋


mixiもやってます。
Eiji
Eijiで検索してください。現住所は岐阜です。




テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ
気持玉数 : 60
なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた 驚いた 驚いた 驚いた 驚いた 驚いた 驚いた 驚いた 驚いた 驚いた 驚いた 驚いた
面白い 面白い 面白い 面白い 面白い 面白い 面白い 面白い 面白い 面白い 面白い 面白い
ガッツ(がんばれ!) ガッツ(がんばれ!)
ナイス

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(9件)

内 容 ニックネーム/日時
エイジさん、こんばんは〜。
確かに難しいですね。
何をゴールに考えるのか、、、、ですけれども。
自己犠牲が、崇高な目的にためであるなら、それもいいかな、と思う。

ところで、マザーテレサは超人なのだろうか、と
ふと考えてしまいました。
彼女は結構認められている、、、とも言えるのではないでしょうか?

キリストも、釈迦も、孔子(ただし、時代のせいとは言え、
孔子は男尊女卑、、、、。)も
自分をその思想というか考え方の範囲外に置いていたと思う。
だから、客観的であったのだと思う。
そしてそれは、他の人たちには理解ができなかったんでしょうね。

マザーテレサも、一般的な自分の贅沢とか快楽とは無縁の生活。
でも奉仕をしているから、周囲には無害に映るんだろうか?

カコ
2012/04/27 00:01
人類の進化ですか・・難しいですね。

自己犠牲という言葉からは何か哀しい感じを受けるのですが、その本人の一番の感情はどういうものなのだろうと。
大切にしているものを寄付する、寄付ではないですが「賢者の贈り物」のお話を思い出しました。一番大切にしているものを手放す。宝物を失ってもそれ以上のものを得るのかも。相手を大切に思う気持ちやそういう感情を持てる喜びのようなもの。
家族や友人だけではなくそういう感情をいつももてるようになれたら、私も少し変われるかなと思いました。
みのり
2012/04/28 21:44
すごく面白い話でした。最後までついていけました〜。

惑星同士にもレベルがあるってどういうことなんでしょう?
太陽系の惑星に影響を受けていることを理解した先人により
天文学や占星術、暦などが確立していったのでしょうね。

地球はいったい人間たちにどうしてほしいのかしら?
進化を許可しないけど、進化していかなければ滅亡って・・・
あ、違うのか。地球にとっては進化してほしくないけど、
創造主としてはその目的が達成できなくなるから進化してほしい?

それにしても人間は地球にとって必要な存在なんですね。
「人間がいなければ、地球は汚れないのに」とか
「地球に住まわせてもらってる」などの言葉をよく目にしますが
私は、もっと単純に、人間は地球の一部であると感じてます。
優劣がないというか・・・うまくいえないですけど。

とりとめのないコメントになっちゃいました(^。^;)

しゃーしゃん
2012/04/28 22:57
読んで思ったのは
神の域に達するには、茨の道を踏み越えなければならないんだな
ということ。

私自身は地球の極小な細胞の一つとして存在し
消滅して往けばいいなってことでした。
自己犠牲もエゴも無くならない凡人ですし。
それが人らしさとも思えます。

2012年は<人類の覚醒>が話題になることが多いですが、
私は淘汰される旧人類のままでしょう
(ららあが旧人類とは皮肉、、笑い)

エイジさんは超人に進化しそうです。
また読んでる方々をも進化へ鼓舞し続けてますね。




ららあ
2012/04/30 20:30
カコさん。こんばんわ。
自己犠牲の精神というのは、難しいのですけど、
要するに「崇高な目的」というよりも「美学」の世界だと思います。
そもそも大和の心というのは「自己犠牲」なのです。>カコさん。

みのりさん。こんばんわ。
自己犠牲というと確かに悲しい感じがしますね。
宮沢賢治によだかの星という話がありますが、
あれが自己犠牲です。>みのりさん。


しゃーしゃんさん。こんばんわ
実は2012年に地球が金星のレベルまで上がるらしく、
つまりですね。
自己犠牲が出来ない人は地球には住めなくなります。>しゃーしゃんさん。

日月神示にヒントがあります。
「やれと言われてやった事、誉めて讃えてやった事、一厘入ってクズとなる。やれども、やれども誉められず途方に暮れて泣きを見る藻屑の如き行いが一厘入ると徳となる。」
つまり自己犠牲が進化の鍵です。>ららあさん。
エイジ
2012/04/30 23:01
「自己犠牲」というより、「すべての苦労は私が背負う」という方がいいですね。
「自己犠牲」って貧乏くじのイメージがありますから。
貧乏くじのイメージを引き寄せては、まずいです。
ソロモン
2013/06/16 17:03
お久しぶりです。なるほど、たしかに、地球の生物は、酵素を使って、有機物の電子軌道はいじれても、細胞内で核化学反応は起こせないことになっています。現代科学の知見では。もちろん、生体内原子転換みたいな話をする胡散臭い論者たちもいることはいますが、今のところまともには相手にされていません。

超人というか神人というか、そういう存在が出現することが制限されているというのは、通常の環境では、超伝導現象も起きないし、核化学レベルでの錬金術も不可能ということと同じなのでしょう。

自然を乗り越える、というのは、ニーチェのテーマでもありますが、進化というのは自発的なもので、他律的なものではないのでしょう。大きな仕事の出来る人は、いくつも悲しい思いをした人ということなのかと思われます。
enneagram
2015/06/06 06:09
まぁ、厨二病の戯言ですわな。
 
2015/12/28 19:05
火星移住計画があるそうです。
既に実行されてるとか。火星で神人化しやすいのなら、火星のテラフォーミングと合わせて、試行されてるかもしれませんね。
ニャン太
2016/03/06 19:47

コメントする help

ニックネーム
本 文
グルジェフの「超人に進化する方法」 BlueBloomBlog/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる