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zoom RSS 苦痛と快楽の境界線

<<   作成日時 : 2011/04/02 12:31   >>

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 47 / トラックバック 0 / コメント 14

東北関東大震災で、
いよいよ次は東海地震などという噂があって、
耐震工事とか、津波保険とか、
いっぱい出てくるであろうが、
いまさらいうことでもなく、
人生には限りがある。

耐震工事しても、津波保険に加入しても、
僕もいつかは絶対に死ぬ。

もちろん、
どのような結末で自分が死ぬのかは解らない。

しかしながら、
問題は、どのように生き延びるのかということではなく、
どのように生きるか?ということではないか。

そんなことを考えながら本を読んでいると

「なぜたっぷりと食べた客のように、
人生から立ち去らないのか」


という言葉と出会った。

後で調べたら、エジプトの哲学者ルクレティウスの言葉らしい。

そうだ。
こんな死に方は最高に違いない。

つまり、
人生の食通になろう
ってことだ。

食通というのは、
美味しいものだけを食べていては為れない。
不味いものも、珍味も食べて、
それを味わってこそ食通の資格がある。

いわば、
人生をレストランと喩えて、
色んな種類の料理を食べてやろう。

甘いものや辛いもの酸っぱいものとか、
世界の珍味とかゲテモノ料理も良い。
涙と共にパンを食べよう。
笑いとともに酒を呑もう。
楽しい恋も苦しい恋も数多く経験しよう。

とにかく色んなことをいっぱい経験するのだ。

そして、最期に勘定をしながら料理長にこう言う。

「もうお腹一杯なので満足したよ」

そして、颯爽と人生というレストランからバイバイしようではないか。





ひとりの女が言った 
お話ください 喜びと悲しみについて

アルムスタファは答えて言った
あなたの喜びは 悲しみの素顔
笑いのこみあげてくる井戸は しばしば涙で溢れている

悲しみがあなたの存在をえぐれば
えぐられたところにそれだけ喜びをたくわえることが出来る

あなたが葡萄酒を受ける杯は
まさに陶工のかまどで焼かれたあの杯ではありませんか

あなたの心を慰める楽器 リュートは
もとは小刀でくり抜かれたあの木ではありませんか

嬉しいときには 自分の心の奥をのぞき込んでごらんなさい
すると見つけるにちがいありません
かつては悲しみの原因になっていたものが 今は喜びの原因となっていることを

悲しくて仕方のないときも 心の奥をのぞき込んでごらんなさい
すると、気づくにちがいありません
かつては喜びであったことのために 今は泣いているのだ と

あなたがたの誰かが言います
「喜びは悲しみに勝る」と 

すると或るひとが言います
「いや、悲しみの方こそ」と

しかし私は言います
喜びも悲しみも分けることは出来ません

両方とも連れそって来て 一方があなたと食卓についているとき
忘れてはなりません
もう一方はあなたの床に眠って待っているのです

まことにあなたは秤のようです
悲しみと喜びのあいだに懸かっていて
空のときにだけ静止し、平衡をたもちます

宝の持ち主が 自分の金と銀を量ろうとあなたを持ち上げるとき
あなたの喜びと悲しみも上がり下がりせざるを得ないのです

カリール・ジブラン「預言者」より抜粋





自殺者を捜索するための山登り、
逃亡のための山登りは苦痛に違いないし、
間違いなく苦痛であろう。
しかし、
誰もレジャーで行う山登りを苦しみとは言わない。

おおよそ、スポーツは客観的に見れば苦痛である。
殴り合いのボクシング、心臓破りの駅伝マラソン、
重いモノを持ち上げる重量挙げ
長距離の水泳

スポーツでなければ、拷問と呼ばれてもよいであろう。
しかし誰もスポーツを拷問とは思わない。

同じ付きまとわれることでも、
栄誉で追いかけれたり、
恋愛で追いかけられるのは嬉しいけれども、
借金の取り立てで追いかけられるのは苦痛だ。

喜びと悲しみ、困難と遊戯の、
苦痛と快楽の境界線はどこにあるのか。

苦痛は苦痛だ。
痛いものは痛いし、
熱いことは熱い。
しかし、
困難に耐えるな!とか
困難に負けるな!という事ではなくて、
困難は困難として受け止めながら、

私達は困難と戯れよう

私達は苦労や仕事をスポーツのように、遊戯化しよう。
そうすれば、人生は光明化するに違いない。

同じ現象でも、過去には喜びであったのに、
現在では苦痛になることは多くある。

勝つも負けるも生きる目的ではない。
勝ち負けの経験の上で、
人間は性格を作り、人格を高め、
魂を向上させる。
それが人間の生きる意味なのだと
道元も孔子もソクラテスも安岡正篤も言ってる。

だから、運命はすべてこれでいいのだ。

そして、
アルムスタファのいうように
喜びも悲しみも分けることは出来ない。

不幸や困難を避けようと思った時のみ、
それを不幸や苦難と感じるのである。

困難を迎え撃つ態度に変わるとき、
それは遊戯に変わるのではなかろうか。

そしてそれが、
人生を好きになる方法だと思われるのです。


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コメント(14件)

内 容 ニックネーム/日時
今日の文章もさえまくりデスねフエイジさんム

エイジさん、今まで出会ったたくさんのひと、いろんな経験、‥。

全てのお陰で、私は今与えられたこのからだで

‘To be or not to be ‥’

の意味を理解しかけているような気がしています。

もう少しかなw
まっつん
2011/04/02 15:15
この記事お気に入りだわフ←ウェブリは絵文字が反映されるようになったの!?(゜ロ゜;
ボス
2011/04/02 17:49
人生ゎ楽しんだ者勝ち!ってことですよねヽ(´∀`*)ノ
もし東海大震災がきたらぁたしの家ゎ5分で津波にのまれちゃうだろうけど、もう充分楽しんでるので、子供さえ生き残ってくれればいいなぁ。
なんて勝手な親。
てか題名だけ見てSMの話かと思っちゃいました 笑
すみません。。
ともえ
2011/04/03 03:20
じんわりと感動しました。
このブログは本当に頭が一個分飛び出してます。
ロンギスの槍
2011/04/03 08:11
困難な目に遭ってその分岐点に立ち
どうしたらこれを回避できますか?

とよく問われます。

乗り越えなければならない課題は
たとえ逃げても繰り返しあなたを試してきますよ

と答えます。


正面から向き合って解決しようとする人は
私のところには来ません^^;



人は弱いものですが、
そんな人達の足下に寄り添って
逃げずにちゃんとその課題から卒業してくださいと

その苦労を労いながらも立ち上がる手助けをしていきたいです。
そんな勇気をエイジさんに頂きました

ありがとう





ららあ
2011/04/03 13:47
良いことも悪いこともあってこそ、人生を深く味わえる。
そういえば自分も苦境、逆境があって割とまともになったしな〜と思います。
困難から逃げずに戯れ、楽しむのは本当に重要です。
震災において深く傷ついた方々には、今は心の奥の苦しみに共感し、寄り添ってくれるものが必要でしょう。
例えば救援のみならず音楽などもそういう力をもっているかもしれません。
そしてやがて心がほぐれてきた時、心に余裕が生まれてきた時には、
是非困難を心から楽しみ、戯れていただきたいです。
もちろん自分も!
だいこく
2011/04/03 15:16
エイジさん、こんばんは〜。

人生には様々なことが起こりますが、
それらを人生を彩るものとして全て楽しみと考えることは
可能だと思います。こういうことが生きるということなんだな〜
と楽しみたいです。
それにしても、今回のは、エイジさんの記事の中でも
ピカイチですね!
カコ
2011/04/04 19:57

エイジさん おはようございます。
なんでも 逃げてばかりではいけないのですね。
私は恥ずかしながら逃げていてばかりだったので今になって 今までになく苦しんでいますが、まずは受け止めることから はじめるのですよね。 やっとわかった今です。 私に足りないものを 神様は教えて下さっているんですね。明るい見通し♪ 本当 エイジさんのブログ すごいですよね。 ありがたいと思います。
おみつ
2011/04/06 08:41
被災した人にトラックで支援物資を運んだヤクザの話を聞きました。
人の痛みがわかる人なんでしょうね。
また一方では経済力のある建設会社の建築資材の値上げの話がありました。いい人なんて見た目や体裁ではないんですね。
人生を楽しむ=いろんな経験を積んで人にやさしい存在になれたらいいなと思いました。おなかがいっぱいなったら人生レストランにさよなら。
今ならわかる気がする。
NORI
2011/04/07 21:30
そうですよね。
なんでも、結局は
「このままでいいのか, いけないのか,それが問題だ」ですよね。>まっつんさん。


絵文字は反映されてないぞw>ボスさん。

いや、これ
SMの話なんですけど。>ともえさん。

ありがとうございます。
嬉しいです。>ロンギスの槍
エイジ
2011/04/09 21:22
「人は皆堀抜かねばならぬ山を持っている」と先人がいっております。
それは、その人に与えられた天命であり、課題なのでしょうね。
堀抜けた向こうに地平が広がっているそうであります。>ららあさん。

今回の震災について、
ある宗教学者が、
「これだけの破壊は神にしか出来ないことである」と言っていました。
奥が深い言葉だと思います>だいこくさん。

カコさん。こんばんわ。
元気そうで良かったです。>カコさん。
エイジ
2011/04/09 21:28
おみつさん。こんばんわでございます。
逃げても逃げても課題は追いかけて来るそうです。
ここは、開き直って、
「運が悪けりゃ死ぬだけさ。」と言ってみる>おみつさん。

今回の震災を考えるたびに
「なぜ日本人ばっかりいじめるんだ!」
という気持ちが沸々と沸いてきます。
しかしながら、
これ程の災害は、神にしか起こせない災害かも知れません。
意味があると考えることで救われるような気がします。>NORIさん。
エイジ
2011/04/09 21:33
更新待ってました!
エイジさんやはり四月はお忙しいようですね。
エイジさんの言葉を待ってる私は更新が無いと放置されたような気がします。
ロハス
2011/04/10 00:58
デタラメな管理の結果甚大な被害を生じさせておきながら、自らの保身だけを考えて逃げ回る電力会社幹部。彼らは今日もノウノウと暮らす。その一方で、原発の現場では会社幹部の十分の一以下の給料で命がけの保守作業が行われています。
「神にしかできないこと」でしょうね。きっと。普通の人間なら勧善懲悪とか因果応報を期待してしまいますよね。神って素晴らしいですね。そんな神をクソ食らえと思う私は未熟者です。
未熟者
2011/04/10 03:38

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