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zoom RSS 苦しみについて:カリール・ジブラン「予言者」

<<   作成日時 : 2011/03/12 09:52   >>

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 22 / トラックバック 0 / コメント 17

ひとりの女が言った
お話ください。苦しみについて

アルムスタファは答えて言った
苦しみそれはあなたの殻が壊れること

果実の芯が陽に触れるためには
まずその核が壊れなければならないように
あなたも苦しみを知らねばなりません

あなたの日々の生活に起こるさまざまな奇跡への驚き
それを心に常に生き生きと保てたなら

苦しみも喜びに劣らず、
不思議に溢れていることがわかるでしょう

苦しみの多くは自ら選んだもの
それは、あなたがた自身のなかの、うちなる薬師が、
病んでいる自分を癒そうとして盛った苦い苦い一服

それがゆえに、この薬師を信じなさい
そしてその薬を沈黙と静穏のうちに飲みほしなさい

なぜなら、その手がどんなに耐えがたく厳しくても、
「見えない方」の優しい手で導かれているのですから

そのもたらす杯がどんなにあなたがたの唇を焼こうとも
「陶土である方」がご自身の聖なる涙でしめらせた土で作られているのですから

カリール・ジブラン「予言者」より抜粋





『預言者』という詩集は、
アメリカでは「聖書の次によく読まれた本」だそうです。
日本では、美智子皇后が、
困難であった若き日々の心の支えになった本だそうだ。

しかしながら、日本ではまだそれほど知名度が無いようであります。




「苦しみについて」と題されたこの詩の中で、
アルムスタファの新鮮な言葉は
喜びも苦しみも季節のように
順繰りで巡ってくるものだという点であります。

良い人も悪い人も、
誰もが関係なく「苦しみ」は訪れる。
それはあたかも四季のように、
喜びも苦しみも同じように巡ってくる。

そして、
苦しみという季節が巡ってきた時、
そこから逃げるのではなく、そのまま受け入れなさいと、
アルムスタファは言っています。

しかも、
どのような苦しみに対しても、
新鮮な驚きの目で敬意を持って
苦しみを見つめなさいとも言っています。



私がこの詩で感動するのは、
アルムスタファが苦しみを杯に、
神様を陶土に喩えていることである。

私達が苦しみを味わっている時、
苦しみという名の薬を入れてある器は
実は、
神の涙で土を練って出来た器であるという点である。

つまり、
私達が苦しんでいる時、
苦しみを与えた神も一緒に涙を流して苦しんで見守っているというパラドックス。

森信三が、「すべての逆境は神の恩寵的試練」と言いましたが、
大事なのは、
そういうふうに考えることが出来る人間に為らねばならない。
否、
そういうふうに考えることによってのみ、
人は襲いかかった苦しみを見つめ、
そこから生き返ることができるのでしょう。


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コメント(17件)

内 容 ニックネーム/日時
そういうふうな人間に私はきっとなりますU
まっつん
2011/03/12 10:38
ありがとうございます。このお話しを読んで泣きました。受け入れて、ちゃんと前に進みます!!
IKUKO@@
2011/03/12 10:45
東日本に未曾有の震災が襲ったタイミングでしたので
この詩はとても心に響きました。

運命を受け入れながらも、
自分の持てる最大限の力で乗り越えていく

昔読んだインディアンの言葉を思い出しました。(アタシの超訳ですけど^^;)

その運命を
己の力を振り絞って乗り越えなさい

それでも抵抗出来ない程の運命なら
甘んじてそれを受け入れなさい



ららあ
2011/03/12 22:03
日本列島を揺るがす 大きな地震 災害がありました。 日に日にわかる被害の大きさに、驚きと怖さが増してきています。
ニュースを見る度に涙があふれて止まりません。
この惨状を泣きながら受け入れ、復興に向かうべく 人々は立ち上がっていかなければなりません。
私は私が出来ることをするのみです。
今はただ 現状の終息を祈るだけです。
おみつ
2011/03/12 23:57
こんばんゎ☆
困難に立ち向かっている時、それを『苦しみ』とは思わないほどに一生懸命になってたりします。
そして、例えばその苦しみが何かの悩み事だとすると、悩みに悩んで悩み抜くとそのうちフッとラクになる時がくるんですよね。
そうなってから思い出すと、あの時は苦しかったなぁ。って思う。
これは苦しみを受け入れてるってことなのかなぁ。
どんな時であっても今を精一杯生きるって大切ですよね♪
ともえ
2011/03/13 02:40
いつもありがとうといいたいですぅ
自身の考え方次第で
先に光はあるんだという事ですね!

被災者のみなさんにも、多くの人にも・・・
だいこく
2011/03/13 20:30
いつも読ませていただいてますが、初めてコメントさせてもらいます。
私の実家は宮城県の南三陸町というところです。
まさに今回の地震と津波によって、生まれ育った町が「無くなって」しまいました。
両親や親戚、友人とも連絡がついておりません。

どんな結果になろうともこの「苦しみ」を受け入れていかなければなりませんね。
それが「生きる」ということなのでしょう。
どんなことがあろうとも死ぬまで生きるつもりです。
Ken
2011/03/14 01:14
被災はしていないのですが連日やられていた中、昨日、
いろいろ振り切れました。
発想は、この詩に近いのかも。
神という存在にまでは飛びませんでしたがww
ようは 体験している世界はそのまま 我がことであるし
我が脳内がつくりだしていることでもあるし
それが事実であるということ。
だったら、そのまま今を生きるということ。
森吉
2011/03/15 00:52
先ほど静岡で6強の地震がありました。これ以上苦しみや悲しみが増えることのないよう祈っています。
すべてを受容すること、そうしないと前に進むことができないのかもしれませんね。私は日本に生まれたことに感謝しています。

エイジさんのブログにはいつも励まされています。ありがとうございます。
みのり
2011/03/15 23:25
近頃更新がないようですが、エイジ様大丈夫ですか?
静岡に大きな地震が有りましたが。。。
エルメス
2011/03/16 18:35
そういうふうな決意は素晴らしいと思います。>まっつんさん。

いろいろ大変みたいですが頑張って下さい。>IKUKO@@さん。

今回の地震は未曾有なものですが
日本人として忘れていた何かを、
思い出させてくれたような気がします。>ららあさん。

私はニュースを見るたびに
愛国心がふつふつと沸き上がってきます。>おみつさん。
エイジ
2011/03/16 20:55
こんばんわ。ともえさん。
今まさに、苦しみを見つめ
そこから立ち上がる勇気が必要なんでしょう。
頑張れ!日本!>ともえさん。

この苦しみがあったから未来の繁栄があるいう
ストックデールの仮説を証明する時が今なのです。>だいこくさん。

この苦しみがあったから今の繁栄があるのだと
言える日が必ず来ることを願っております。>Kenさん。
エイジ
2011/03/16 21:02
困難には戯れよ。
ということだと思います。
それが人生を好転させる秘策でもあります。>ケイコさん。

静岡もありましたよね。
僕はその時、携帯ストラップを取り付けていまして、
穴に入らない位、身体がぐらぐらしました。w>みのりさん。

ご心配ありがとうございます。
無意識にちょっと記事を自粛してるのかも知れません。
なんせ「プラス思考BLOG」ですのでねw>エルメスさん。
エイジ
2011/03/16 21:07
ご無事でなにより♪
原発だけは、人災でしょう?(`皿´)
どこの機関も、M7,0以上の地震対策は、コストがかかるので却下されるようです!地震大国なのに!
おのの
2011/03/19 21:43
ありがとうございます。
無事です。
原発は考え直される可能性が出てきましたね。>おののさん。
エイジ
2011/03/20 18:50
できればそんな高尚な考えをもちたいけれど、被災した人にとっては
“被災して今までの生活が奪われた”という現実を飲み込むのは辛すぎると思う。見えない手をみんなで差し伸べたいですね。
NORI
2011/03/22 23:07
今回の災害ほど、
日本人全体に、何かをしなければならないと
思わせた災害は過去にはなかったと思います。>NORIさん。
エイジ
2011/03/28 14:49

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