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zoom RSS ツタンカーメンの話

<<   作成日時 : 2008/07/25 01:20   >>

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じつは私はツタンカーメンの仮面(注:ダジャレではない)の実物を見たことがあります。

見た場所はフランスのルーブル博物館で、たまたま滞在中に「大エジプト展」が開催されており、偶然見ることができたのです。
先日、テレビを見てましたら偶然にもツタンカーメン特集をやっておりましたが、テレビではあまり語られていないツタンカーメンの秘密について、夏休みということもあり、ちびっこ達の話題になりそうなBLOGを書こうと思う。
この話を通じてちびっこ達が世界史に興味をもってくれれば幸いだ。

ところで、ツタンカーメン王って知ってます?
紀元前1342年頃 - 紀元前1324年頃、在位:紀元前1333年頃 - 紀元前1324年頃、古代エジプト第18王朝のファラオ(王)であり、齢19才で死んだ若き王である。
エジプトにおいて、ファラオは階級性社会の最高位にあり、紙と人間の双方の間に立つ仲介者だったといわれている。

王家の谷にあるツタンカーメン王の墓は、1922年11月26日にイギリスのカーナヴォン卿の支援を受けた考古学者ハワード・カーターにより発見、発掘された。ツタンカーメンは王墓としてはきわめて珍しいことに3000年以上の歴史を経てほとんど盗掘を受けなかったのである。否、盗掘を受けてない王の墓はツタンカーメンのみであろう。


盗掘を受けていないということ。
それは即ち黄金のマスクに覆われたミイラは間違いなくツタンカーメンであると断定できるということである。
そのツタンカーメン王のミイラは、2005年1月5日の夜に現在も眠る王家の谷の遺跡から棺から運び出されてCTスキャンによる調査を受けた。

これが世界に発表されたツタンカーメンがCTスキャンされる衝撃的な写真である。

画像



そして今回問題にしたいのは次の写真である。


画像



この写真がCTスキャンされたツタンカーメンの頭部である。
異様に後頭部が膨らんでいると思いませんか?
じつは、この後頭部の膨らみがあることから、ツタンカーメンは頭部を打撲して暗殺されたといわれていたのです。
しかし、CTの診断の結果、頭部に打撲の跡は無く、また古代エジプトには頭を締めつけて変形させる風習はなく、また手術の跡も見られないゆえに、この頭のカタチはツタンカーメンの本来の実際の頭のカタチであったということが判った。


さて、ここで一枚の写真を見て欲しい。

画像




珪岩で作られたこの像は、おそらくアクエンアテンの娘メリタテンのものだと言われている。メリタテンはツタンカーメン王と同じ父の血をひく妹である。
頭蓋骨が奇妙な形をしているのは、当時の芸術の様式で、この一族の特徴を強調したのだろうと言われていた。
しかし、この頭蓋骨の形は、当時の芸術の様式なんかではない。
なぜならこの頭蓋骨の奇妙な形は兄のツタンカーメンのと同じだからだ。
つまり、エジプトのファラオ一族は遺伝的にこのような長頭族の遺伝子を持っていたのではなかろうか?
「正当なファラオの血を引く歴代の王達は、かなり人間離れした長頭の持ち主だった。」と私は確信を持ってそう思っている。

以下にファラオの像を紹介しましょう。

画像


カクセンヘン王。
ファラオの像としては史上最初のものである。王冠で長い頭を隠していると思われる。

画像


アメンホテプ4世
ツタンカーメンの父である。アメンホテプ4世の頭部が長頭であったのは事実で、水頭症という病気であったといわれているが、この病は子孫に遺伝しないのでツタンカーメンやメリタテンの頭が同じ頭蓋骨であることは、アメンホテプ4世の水頭症説は違うと思われる。


画像


ハトシェプスト女王(Hatshepsut)
古代エジプト第18王朝5代目の女性ファラオ。
在位は、紀元前1479年頃 - 紀元前1458年頃。
1903年にルクソールの「王家の谷」で発掘されていた女性のミイラが、古代エジプト王”ハトシェプスト”であると断定された。


しかし、ここで私の推察に疑問がある人が多いと思う。
それは、確かにツタンカーメンや父のアメンホテプ4世の頭蓋骨が同じであるとしても、他の血の繋がった他のファラオのミイラがこのような奇妙な形の頭蓋骨をしていないという点である。
たとえば、ツタンカーメンとラムセス2世の両王に共通するもの、それは完全な「ミイラ」が発見されていることであるが、ラムセス二世のミイラの頭は長頭ではない。どちらかというと短頭だ。
しかし、じつはラムセス二世のミイラは、ほんとうにラムセス二世であるか、かなり疑問であると言われている。

なぜなら、ファラオのミイラはすべて王家の墓で発見されたものであるが、ツタンカーメン以外の墓は全てが深刻な盗掘の被害を受け、かなり荒らされていたからである。

したがってミイラもラムセス二世の墓の付近から発見された故にラムセス二世と思われているだけであり、実際には副葬されたミイラなのかファラオのミイラなのかは実際の判らないのが事実である。
実際に現在、発見されているファラオのミイラで確実に王の名前と王のミイラが一致するのはツタンカーメンのみであろう。

その証拠にツタンカーメンは誰にも公開されずに永遠に墓の中で今も眠っているが、ラムセス2世は掘り出されて博物館のガラス箱の中に入れられ民衆の前にミイラ姿で展示されているではないか?
偉大なファラオは死してもミイラになっても尊敬を受ける筈である。
よって実際に私たちが確実に確認できるファラオのミイラはツタンカーメンだけなのであると私は思う。

では、なぜファラオの頭蓋骨は異様な形、長い頭をしていたのだと思いますか?

ファラオはいったい何者なんでしょう?


この問題を考える上で、まず変形頭蓋骨についてお話しましょう。

実はこの変形頭蓋骨はエジプトだけでなく世界各国に見られるのです。


画像


写真の頭蓋骨は、南アメリカの博物館に保管されているものです。
南アフリカには「Iki stones」と呼ばれる石版がああて、そこには頭の大きな人物と思われる絵が描かれているそうである。

又、南米ペルーにあるクントゥルワシ遺跡で発見された変形頭蓋骨の人物は、その埋葬状況から、支配階級であり、かつ「神と交流しお告げや宣託を行う神官」でもあったそうだ。
しかしながら、研究者は、「この頭蓋骨は故意に骨を変形させて作られた」っと言っており、ロープや石などを使って幼少期から頭に固定して頭蓋骨を変形したそうです。
変形頭蓋骨の人間はどうやら神と人間とを結ぶ存在として特別な存在と考えられていたようである。


そして日本の熊本にトンカラリンという遺跡があります。
この遺跡は伝承も無く、作られた目的もいつ頃作られたのかも判らない不思議な遺跡で、地下に向かうトンネル型の遺跡なのです。
昭和50年代に作家の松本清張がトンカラリンを訪れ、魏志倭人伝の一節から邪馬台国の卑弥呼の祭祀施設であるとの説を唱えたので有名になったそうだ。
エジプト考古学者の吉村作治先生もこのトンカラリンに訪れ、ピラミッドとの奇妙な一致を解説していますけどね。
そのトンカラリン周辺からも、後頭部が伸びた長頭の変形頭蓋骨が発見されている。
これら頭蓋骨は発掘した考古学者によると、ペルーと同じく人工的に変形された頭蓋骨だという。

なぜ人工的に頭蓋骨を変形させたかというと、頭蓋骨が長い人は神と交信できると信じられていて、おそらく巫女の頭蓋骨であろうと言われている。すなわち、トンカラリンの地下祭祀で変形頭蓋骨の巫女が神と交信してたと考えられる訳です。

さて、ここで確認しましょう。
重要なことは、世界各国で発見される変形頭蓋骨とツタンカーメンの変形頭蓋骨の決定的な違いです。
その違いとは、世界各国で発見される変形頭蓋骨は人工的に頭を変形させて故意に作られた頭蓋骨であるが、ツタンカーメンの頭蓋骨は人工的に作られた頭蓋骨でなく、天然の頭の形であるという点である。

ここで考えねばならないのは、変形頭蓋骨を持った人間がなぜ崇拝されるようになったのかということであります。

この答えは、じつは非常に簡単である。

それは間違いなく、変形頭蓋骨の人間が実際に存在し、彼らの一族が特別な力を持っていたからであります。
そして、その特別な力を持った人間を、そうでない一般の人間達は神のように崇めたと考えられる。
そして崇められる人間は王になったのであります。
ファラオもなにか神のような力があったので、歴史の中でも特別に不可侵な王となったと私は思う。

つまり、変形頭蓋骨を持った人間は神のような力があった。→神の力は変形頭蓋骨にあるのではないか?→人工的に頭を変形させてみた。という図式を私は想像する。

しかも、特別な力は変形頭蓋骨と一緒に子孫に遺伝したのであり、そして、王達は自分達の神性を長く維持するために近親結婚を奨励したのである。
実際にエジプトのファラオの近親結婚は病的である。よほど血の廃れを怖れていたのでありましょう。

しかしながら、ファラオの怖れが現実のものとなる。
時代が経つにつれ、一般の人間との結婚を繰り返すうちに王達の子孫は徐々に変形頭蓋骨の遺伝が弱まり、変形頭蓋骨の程度と比例して神性も弱まってきたのでありましょう。

その結果、神性を持たぬ王達は、いつしか暗殺されたり内乱によって徐々に絶やされ、ついにはファラオの血脈は地上から消滅したのであります。



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コメント(19件)

内 容 ニックネーム/日時
エイジさん、フランスに旅行なさったことがおありですか。
なるほど、時折みせるヨーロピアンな雰囲気は、ルーブル仕込みなのですね。
ツタンカーメンについては、ちょうど私1年前に記事にしておりますが、まっ、小学生のつぶやき程度のものです。
CTスキャンで調査したことは知っておりましたが、その内容は知りませんでした。
あの頭の長い像についても、『太陽神を司る特別な身分』を表すための誇張した姿なのだろうくらいに思っておったのです。
確か、アフリカ原住民の中に、面長な部族が今も存在していますから、大きく遡った時代には、これに近い骨格の人間がいたかもしれませんね。
それにしても不思議だ。
昔のエジプトの話しをしていると、炎天下に砂塗れになって路頭に迷う自分を想像します。
これもフャラオの呪いでしょうか。
そして、私は後頭部がデコなんですが、これにはなにか特別なチカラはないのでしょうか。  
それから、子供達の世界史離れが進んでいると聞きます。
確かに学校の授業で習う世界史はツマランです。

(ン?  また、本筋から外れる予感が…)

カラス
2008/07/25 16:09
エイジさんって博識ですよね〜(´∀`人)
それに、文才もありますよね。
いつも、難しそうな内容だけど、楽しく読めてしまうもの。

今回も、ツタンカーメンにものすごい興味がわきました。

続き希望♪♪
ゆか
2008/07/25 18:09
子供の頃にプリンプリン物語って放送されてたのよ
その中に『ルチ将軍』ていう頭の長い登場人物がいた
頭脳指数1300だったかな…
エイジさん世代は知らないかな(笑)
yum
2008/07/27 13:07
番組の中でもミイラの頭蓋骨の形がツタンカーメンの特徴と一致してるとかって言う場面がありましたね〜。家族(血族)だって。
古代の事って宇宙の事とおんなじくらい神秘的で面白いですよね。
次男が必死で見てました(番組を)
サンタママ
2008/07/27 16:33
なるほど。長頭か。
確かに、ちょっと頭のサイズがでかくない?(長いも含む)という人はたいがい勉強できてたなぁ。(レベル低いですね。)
トンカラリンは同じ九州なのに知りませんでした。一度行ってみたいです。
エジプトも!
ayakomame
2008/07/27 20:29
ほー。
かなさんも惹かれますか?

しかも炎天下のエジプトを想像できますか?
もしかしたら。私と過去世において、エジプトで知り合いだったかも知れませんね。>かなさん
エイジ
2008/07/28 18:02
興味でました?
続きを書く予定ですけどね。
実際にピラミッドをはじめとしてエジプトは非常に不思議なことが多いのですよ>ゆかさん
エイジ
2008/07/28 18:05
しってますがな。yumさん。
ちなみに、ルチ将軍が隕石になって飛んでいってしまってから視聴率が下がってプリンプリン物語が終わったって知ってますか?>yumさん
エイジ
2008/07/28 18:07
じつは父のアメンホテプ4世のミイラがまだ見つかっていないのですよ。
番組では、ツタンカーメンと一緒の形の頭蓋骨を発見したのでそれがアメンホテプ4世で世紀の大発見であるという内容でしたね。>サンタママさん。
エイジ
2008/07/28 18:09
なに?あやこさんは九州なのね。
うちの会社にもね熊本の人がいるんですけど、
トンカラリン知りませんでしたよ。
でも私もね。よく通る橋が「しょっちゅう幽霊出現する」と番組されたことがあるんですけど、ぜんぜん知りませんでしたからね。そんなもんです。>あやこさん
エイジ
2008/07/28 18:13
こんばんは。
小さい頃、ファラオの呪いの話を聞いて
この手の話が怖かったです(震)。
エイジ博士のお話しで少しばかり興味が出てきました。

でも、ルチ将軍は知ってますよ。
だって、中学時代にそっくりな奴がいましたから(笑)。
別に彼は神聖でも何でもありませんでしたが(^_^;)。
確かごく平凡に暮らしております。
しまじろう
2008/07/28 21:13
中学生の分際でヒゲをはやして、頭もスキンヘッドとは
ヤンキーですね。
伊勢のヤンキーはえぐいっ!
えぐすぎるっ!>しまじろうさん
エイジ
2008/07/29 18:19
はじめまして! 
しまじろうさんからの紹介で来ました。
エイジさんのお名前は あちこちでお見かけしておりまして
なかなか 面白いコメントを書き込まれているので
いつも楽しませていただいております。

この番組は 私も見ていました。
フムフムと思いながら見ていましたら
ここでも フムフムと納得してしまいました。
いろいろ発見されていくのが楽しみですよね。
ルーブルには行ったことありませんが
大英でいろいろ見た時は感激でした。
続き・・を楽しみにしております。

※過去記事にコメント 失礼しました。
みるきぃ
2008/08/08 08:32
みるきぃさん。はじめまして。
しまじろうさんのところとかあちらこちらで良くお見かけしておりました。また似顔絵も知っておりますよ。
また同じ岐阜県人ということで親近感を感じております。
私のカンでは東海女子短大の近くじゃないでしょうか?
違います?もしや芋島ですか?
いや、各務ヶ原のイオンですか?

みるきぃさんのためにも続編を書きますので宜しくお願い致します。>みるきぃさん
エイジ
2008/08/10 22:21
え??? 
似顔絵も知ってらっしゃるの? ウキャ(>_<)
会社は 確かにトンジョの近くですわ。。
イオンは 確かにスキですけど〜〜(笑)
よく知ってますね〜〜〜。
もしかしたら どこかですれ違ってるかも
しれませんね〜〜〜。
みるきぃ 再び
2008/08/11 03:28
ふむふむ。
やっぱしトンジョの近くですか?
もしかしたら大使館の前ですれ違ったかも知れませんね。>みるきぃさん
エイジ
2008/08/11 18:05
どうしてツタンカーメンは殺されたのかも知りたいな。

2008/12/27 12:01
どうしてツタンカーメンは殺されたのかも知りたいな。

2008/12/27 12:01
今の時期に愛と聞くと
「飯島愛」を思い出してしまう。ぅぅぅぅ
ツタンカーメンの話はまた書こうと思ってます。>愛さん
エイジ
2008/12/27 17:36

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