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help リーダーに追加 RSS 子宮頸がんが絶滅する日

<<   作成日時 : 2008/01/05 13:37   >>

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2007年を振り返ると、「ZARD」のボーカル、坂井泉水が5月、40歳の若さで転落死した事故が記憶に新しい。となぜに新年早々昨年を振り返るのか自分でも不明であるが、彼女は子宮頸がんでの入院治療中の悲報でした。
つまり子宮頸がんについて話をしたい訳です。

子宮頸がんは世界で年間に25万人が死亡し、女性のがん死因の第2位である。
子宮頸がんは、子宮の入り口にできるがんで、一般的には30、40代に多いが、日本では1990年代以降、20代から30代の女性に急増。年間約7000人が新たに子宮頸がんと診断され、約2400人が亡くなっている。

しかし、子宮頸がんはもうすぐ絶滅する癌になろうとしている。
子宮頸がんになる人が0人になる日がそこまで来てるのである。

その理由は、子宮頸がんの原因は、ウイルスであることが判明したことである。
そしてそのウイルスの名前を「ヒトパピローマウィルス(HPV)」といい、そしてこのウイルスは男性から感染する確率が極めて高い。というかある種の男性といった方が良いであろう。
ある種の男性とは、性器にイボがある男である。
イボといっても手術でペニスにシリコン等の異物を埋め込んだイボではない。
男性のなりやすい病気として知られている「尖圭コンジローマ」(←性器やその周りにイボイボが出来る病気。)の持ち主である。
そして尖圭コンジローマの持ち主は非常に包茎に多い。
ピロリ菌で胃炎になる率とそんなに変わらないかも知れない程、このウイルスは強力で長年かけて子宮頸部を癌化させる。

包茎は実にベリーデンジャラスなのである。

「包茎」は喫煙者と同様に社会悪と見なされる日が近いかも知れない。しかも、包茎で喫煙者は生きている資格さえないと紛糾される可能性も考えられる。
しかし、そんな不安は杞憂に終わりそうだ。

つまり、子宮けい癌予防ワクチンが出来たのである。
しかも予防効果は抜群である。

米国のメルク社は、パピローマウイルスに対する4価ワクチン“Gardsil”を作製したが、五千人の女性に投与し、その結果子宮頸部ガンに対して予防効果のあることを発表した。(MT11-17-05)。
その効果の程度であるが、13カ国の90施設に登録されていた女性5,300例を対象として、ワクチンを3回接種(初回接種の二ヵ月後と六ヵ月後)とその後17ヶ月間の観察を実施し、高度前ガン病変と非浸潤ガンの発生を調べ、規定通り3回のワクチン接種を受けた5,300例の女性ではガンの発生は皆無であった。

この抜群な予防効果のために、米国ではテキサス州の知事が、2008年9月からこのワクチンを11〜12歳の女子全員に受けさせるよう、州厚生局に対して知事命令を出したことから、米国では大きな話題になっている。

予防医療として開発されたHPVの感染を防ぐワクチンであるが、HPVは、100種類以上の型がある。子宮頸がんに関連するのは、15の型に絞られる。そのうち16、18、33、52、58型が高危険型に分類され、欧米で7割の子宮頸がんが16、18型に起因する。日本人には比較的52、58型が多いが、16、18型がやはり全体の6割を占める。

この16、18型の感染を防止するのが、米国の製薬会社「メルク」の子宮頸がんワクチン「ガーダシル」と、英国のグラクソ・スミスクライン(GSC)の「サーバリックス」。

「ガーダシル」は、16、18型のほか、尖圭(せんけい)コンジローム(いぼ)の原因となる型にも効果があり、昨年以降、米、メキシコ、豪州など70以上の国と地域で承認された。

一方、「サーバリックス」は、アジュバントと呼ばれる免疫増強剤が配合され、16、18型のほか、がんの原因となる31と45型にも効果が認められた。今年5月、豪州で承認を受け、欧州と米国でも承認を待つ。

米国と英国に本社を置く製薬会社が相次いで予防ワクチンを開発しすでに承認されているが、日本ではまだ臨床試験の段階である。

全世界の女性の為だけでなく包茎の男性の為にもはやく認可されるといいね。

全世界に存在する乳頭腫ウイルスの感染者に、このワクチンはガン予防に絶大な効果を発揮することでしょう。

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日常生活・役立情報,子宮頸がんが絶滅する...
2008/01/24 08:16

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コメント(15件)

内 容 ニックネーム/日時
あけましておめでとうございます。
そして、子宮頸がん予防ワクチンの完成、さらには、あらゆる癌の治療薬の開発が進むことを祈念して、、、今年もエイジさんの論文を読ませていただこうと思う次第でございマウス。ではいずれまた*・・*
みどり
2008/01/05 16:56
( ̄o ̄) ほぉー、新年から朗報です。
私のガン保険は昔のもので、「このままでは、いざというとき、十分な保険が出ませんぜ(; ̄Д ̄)ガーン」という脅しのような案内が保険会社から頻繁に来ます。
ガンが完治するものになり、予防もできるとなれば、死亡原因第1位が解決されるということでしょう。
エイジ博士、ぜひ、子宮にご自愛を…ア、イヤ 至急、おチカラをお貸しくださいませ。

カラス
2008/01/05 18:02
遅くなりましたが
新年明けましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願い致します。
少々不安になってコンジローマとやらを画像で確認しました(^_^;)。
どうやら自分は違ったようです(安心)。
あ、因みに喫煙者で包茎でもないです(^_^;)。
ガン撲滅にご尽力下され。by財前吾郎。

ところでエイジさんはワクチンに助けられてますか?(爆)
しまじろう
2008/01/06 21:41
↑しまじろうさんのコメに微笑んでしまったサンタママです(爆)
妊婦になるとこの癌の検診がついてきます(30代以上)
エイ君を産んでから三年・・・そろそろ検査が必要かしら???
それにしても医学は日々進歩しているんだな〜と感心してしまいました。

家の長男・・・大丈夫かしら・・・
大きくなってからは見てないけど(笑)
ヤバイかも〜(^_^;)
サンタママ
2008/01/07 09:10
あけましておめでとうございます。
昨今の研究では、癌の原因は非常に細菌が多いです。
ですから現在、自分にできた癌細胞からワクチンを作るという方法も考えられています。>みどりさん

癌はやはり予防ではないか?と思います。
少なくとも、胃がんと子宮頸がんは原因がほぼ解明されつつあります。
免疫力をあげるのが保険の金額をあげるよりも人生にとっては有意義ですね。>かなさん
エイジ
2008/01/07 18:21
仮に私が包茎であったとしてもここで告白する訳がない。
しかしながら、今回は書きませんでしたが、コンジローマは喉頭ガンや甲状腺ガンにもなりやすいそうです。いわゆる女性の粘膜に強烈なガン化細菌なのですね。
包茎じゃなくてもガーグルで殺菌しましょう。>しまじろうさん

子宮頸がんの場合は、子供をたくさん産んだ人が危険ですが、逆に子宮体ガンは未出産の人が危険です。
仮に包茎でも、清潔にしてれば大丈夫ですよ。
コンジローマは男性はガン化しないのです。
しかしコンジローマが発見されたら迅速に殺菌するべきでしょう。
ワクチンの早期認可を期待します。>サンタママさん
エイジ
2008/01/07 18:30
明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願い致します。
子宮頸がん昔からウイルスが関係してると
言われてましたが、特定されてたんですね
ぼやっとしている間に医療は進んでいってるんだ。
私も勉強しないと、エイジさんのブログで!
するとそのうち子宮頸がんは
STDの位置づけになってくるのかしら〜
カモちゃん
2008/01/07 22:04
遅ればせながらですが(汗)・・・あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。

毎年、子宮頸がん検診を受けていますがおかげさまで例年、異常なしです・・・がひょっとしてこれからはそのウイルスを持っているかどうかを調べるだけでよくなるんですか? それって血液検査ですか?それともやはり内診でしかわからないのかしら?
レセママ
2008/01/09 11:14
明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願い致します。
新年そうそう勉強になりました。
子供を産んだ経験があっても、なかなか産婦人科って行きにくいものなのですが(できれば行きたくない…)
ちゃんと検診は受けないといけないですね…
あと、パートナーにイボができてないかどうか
ちゃんとチェックしないといけませんね…^^;
その時の消毒はイソジンガーグルでいいんですか?
キキ
2008/01/09 15:47
明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願い致します。
子宮けい癌が性感染症という位置づけにはならないでしょうが、細菌によって発症するという位置づけにはなるでしょうね。ワクチンが認可されたら予防のために全ての女性に受けてもらいたいですね。>カモちゃん

こちらこそ明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願い致します。
子宮けい癌に関しては現在でも検査によって予防できる癌ですけど、今後はワクチン接種によって100%近く予防できると思われます。>レセママさん
エイジ
2008/01/09 23:07
キキさん。
明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願い致します。
子宮けい癌に関しては現在でも検査によって予防できる癌ですので一度受診されたほうが良いですよ。

ちなみに、イソジンガーグルですが、日本の風俗店では大活躍で、エイズ菌にも効くのではないかとも言われております。
パートナーにイボを見つけたらウガイのついでに消毒してあげて下さい。>キキさん
エイジ
2008/01/09 23:16
エイジさん♪こんにちは〜^^
日本の風俗店では大活躍って何でご存知なんですか〜?^^;
と、突っ込んでもいいですか?( *´艸`)クスッ♪
そして、イボには直接チョンチョンと塗ってあげればいいんですね?
ホントにお勉強になります!^^
キキ
2008/01/14 16:17
するどいツッコミですが、残念ながら博識の私ならば当然と言えば当然であります。( ̄^ ̄)エラソー
しかし気になるのは、イボを発見した場合ですがそのときは泌尿器に行って抗生物質を貰ったほうが良いです。
イソジンのチョンチョンではちょっと不安です。>キキさん
エイジ
2008/01/14 22:47
今更の上にあんま関係ないんですけど、東方正教会の信者は割礼しないってきいたんですけど、やっぱりそれに伴いHPVのキャリアも多いんですかね?HPV観戦の地域別分布図とかないのかしら?
SSD
2008/05/18 10:49
子宮頸がんはヒト・パピローマウイルス(HPV)の長期間の感染が原因で引き起こされることが解明されていますがHPVに感染しても子宮頸がんになるのはごくまれです。相関性の分布図を探しましたが、これだ!っていうのはありませんでしたよ。
ほとんどのHPV感染は一時的で、約90%はHPVが自然消失します。しかし、約10%のHPV感染ではウイルスが消えずに感染が長期化(持続感染)します。この場合は将来、子宮頸がんに進む可能性があります。HPV感染から子宮頸がんになるまでは平均10年以上の長い時間がかかります。いずれも検査で見つけることができます。ほっておくとがんに進行する可能性のありますが、異形成になってからでも、細胞変化の程度が軽い場合の多くは途中でHPVが消失し、それに伴って異形成も自然に治癒します。
大事なのは定期的に検診で、がんに進行してから見つかることはまずありません。確実に異形成の段階で発見することができます。>SSDさん
エイジ
2008/05/21 18:21

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