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zoom RSS 組織内で出世する方法論の考察

<<   作成日時 : 2006/02/23 20:19   >>

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ドイツ参謀本部の人材登用の基準なる極秘の文書がある。
それによると、人物を「能力」と「意欲」に分けて順位をつける。
まず、第一に登用するのは「能力があって、意欲がない者」である。
第二に登用すべきなのは「能力も意欲もない者」
第三に登用すべきは「能力も意欲もある者」
最後に、絶対に出世させてはいけないのは「能力がないのに意欲がある者」だそうだ。

組織において、いかなる人物を登用すべきか?はきわめて重要な問題であるが、この基準は、よく人物と組織の関係を知り尽くした者が編み出した重要な基準であると思われる。

この基準の注目すべき点は、「能力も意欲もある者」よりも「能力も意欲もない者」を優先に起用する点である。組織にいると、この基準はすばらしいと判る。なぜなら、上下に有能な者がいる組織ならば、真ん中は、「能力も意欲もない者」の方が組み合わせの妙を発揮できると思う。

またトップが「能力も意欲もある野心的なボス」では、組織として部下が育たないし、窮屈な組織になって、結局個人の力を集結することはできないゆえに強い組織にならないと安易に想像できる。
また野心がないゆえに、仕事や組織の将来を冷徹な目で大局的な判断をすることもできるであろう。

第二の「能力も意欲もない者」とは、必要ないように思われるが、この人物は非常に重要な役割がある訳である。
なぜなら、組織をラインと考えれば、2の使命は、トップの指令を忠実に野心を持たず、時には残酷に実行できればいいのである。
もし、2が「能力があって、意欲がない者」や「能力も意欲もある者」であれば、その人物を2として動かせないのである。
ゆえに2には、忠誠心だけあって能力のない人物を持ってくるのはきわめて重要な要であろう。

強い組織を作るには以上のようなことを知っていなければならないでしょうし、知っていれば必ず目的に邁進できる強固な組織を作れると思います。

さて、この真理を踏まえ、理論を飛躍させて組織内における処世術を考察してみたい。
まず、組織に存在する場合、自分の身の処し方を考えるとするならば、自分がどのキャラかを見極める必要がある。
ボスであれば、「能力があって、私欲がない者」という人格者のように振舞う必要があるし、引き立てるのは、自分の指示を忠実に実行する者だけにしなくてはいけない。
2であれば、「ボスと違った考えを主張せず、野心を出さず忠誠心のある者」と振舞うべきである。また部下に能力のある者がいたら好かれるよりも、仕事に忠実な怖い上司に徹したほうが安泰である。しかし、女房役に徹し、トップを狙わないという姿勢を維持すべきである。
また、「能力があって意欲がある者」というキャラと周りから見られていたら、組織の中では出世は遅くなるし、足を引っ張られることも多いと覚悟しなくてはならない。2のようなキャラ「ボスと違った考えを主張せず、野心を出さず忠誠心のある者」として組織の役割に徹し雌伏するのが最上であろう。思い切って、bQとして評価されそうな職場を探すか?独立するか?もいいかも知れないが、とにかく、ボスに信頼されるようにすることが勝つために大事である。
「能力がないのに、野心的な者」と見られている場合は、すべての周りの協力を得られないので、とにかく「野心家」と思われないように振舞うべきであろう。そして、とにかく能力のある者に認めてもらえるようにするべきである。運が回ってきたら勝てるかも知れない。

というような悪魔のような話になってしまったが、そもそも組織における個人とは、組織の最終目的に邁進するための偉大な歯車であるという諦めに似た認識をするのが大事であり、立場によってキャラを変えなければならないというストイックな知的さを要求される。
この姿勢を苦もなく行えるという人物が組織人として重宝であるというのは間違いないと思われる。

という私は、わがままで気ままなので組織には向いていないと納得する結論になったことが悲しい(汗)



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コメント(9件)

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ううーん
トップが欲しがる人材・部下とは、簡単に申せば『使い勝手のいい優秀なイエスマン』であり、どこまでも人を部下としか考えていない、トップとその他大勢との立場路線は水平であるとの前提に立っている。
個人経営の会社などは、それで栄えようが、滅びようが大したことではない。大きな組織内で、偉大なるイエスマンに徹すればある程度まで出世できても、部下からの人望は失われるとすれば、どこまでいっても偉大なるトップにはなれない。トップになる野望がない万年3番手・4番手(4番打者ではない)までの花道であります。
ある会社の採用基準
男性は、自分の考えをハッキリいうタイプではなく、従順な人
女性は、自分の考えをハッキリいうタイプではなく、かわいい娘
どちらも、学業成績については、考慮に入れていない。
扱いやすい人材がほしいのであります。
小心者のトップが選ぶ安易で目先の展望です。
カラス
2006/02/23 22:36
確かに小心物のトップが選ぶのは、従順なタイプと思いかちでしょうが、実際には、信長のような天才型の強いトップ程、自分の考えを否定しない部下しか重宝に使わないようですよ。
しかし、確かに仕事の形態によって必要とされるトップの資質が変わってくるでしょうね
また、組織という物を目的達成の手段と考えるか?個人の能力を発揮する手段と考えるか?によって考えは違ってくるでしょうね
理想をいえば、One for all All for oneでしょうね
しかし、強いトップであれば必ず目標がある筈であり、トップの目的が明確である筈です。その目的に沿って部下は働くものでなくては組織の力を発揮できません。組織とは構成する個人が協力しあって健全な働きを成すものと考えれば、それぞれ立場によって必要とされる人格才能があるわけです。
どっちにしても、個人はどんな組織の中でも、歯車に他ならないと思います。
エイジ
2006/02/24 00:05
企業の中では歯車にしかなれない
これは私も強く感じました。
「私が私が」タイプは我慢できない。残業できず輪を乱すものは疎まれる。

それでも抜擢されていいポストになり多くの部下を動かす醍醐味は企業だからこそ。大きな仕事ができるのも企業だからこそ。本当に頭のいい「能力も意欲もある人」は、うまく演出し出世できると思います。意欲というのは出世欲だけじゃなくて「いい仕事をしよう」「会社に貢献しよう」という意欲も含めて。エイジさんはその路線でがんばってください。
企業で歯車として働く見返りとして終身雇用制度があったと思うのですが、今はいくら忍耐でがんばっても保障されないのはつらいですね。
でもボーナスはうらやましいです。毎月の収入が安定していることも、離れるとわかるけど生活していくうえでとっても重要なことなんです(by苦境の個人事業主)。
スー
2006/02/24 01:42
私はそもそも独立していたんで、上司にぺこぺこするのは大嫌いなんですが、
おじいちゃんと孫ぐらい年が離れていると、とってもかわいがられる傾向にあります。危なっかしくて、世話したくなるんだそうです。(だけど、能力なんて最初は
まったくないに等しかったけれど)で、必死に働いて出世させてもらったなあ、と
いまだに昔の上司には感謝しています。私はないないづくしだけど、周りをどっと笑わせる能力はあるみたい。(根が明るいんだね、きっと。)
NORI
2006/02/24 02:11
私の仕事(昔ね)は楽器店と私(個人事業主として)契約の上で仕事をするって建前でしたが、明らかに向こうが優位に立っていました。
「切ります」と言われれば仕事がなくなるのでこちらが弱い。
替わりはいくらでもいるってやつです。
だから目立つ発言や行動をするとすぐに圧力かかって来ましたよ〜。
あと、アホなJr.の女関係のもつれからのとばっちりとか…
海流ママ
2006/02/24 12:37
少し前まで、大企業の中で出世する人って、人間味の無い冷血非道な人ってイメージがありました。優しい気持ちを持った人は出世できないって。でも最近はそうでもないのかなーなんて思ったりもして。。。
私も以前(かなり前ですが)、名の知れた会社に勤めていた事もあるんですが、会社が大きくなればなるほど、ちょっとした契約やら書類やら稟議が通るのにやたらと時間がかかるし、やりにくいなーって感じでした。その点小さな会社になればなるほど、自分の意見が通りやすかったりしますよね。だからなんとなく、大企業では能力があって意欲が無い人が第一に採用されるっていうのはわかる気がします。あと要領のいい人じゃないと出世はできない。
私も・・組織には向かないタイプかも・・・・。
aki
2006/02/24 23:46
組織を作るという原則から考えれば、個人ではできないから人を雇うわけですからね。仕事があって人があるわけですよね
だから基本的に歯車にならざるを得ないわけでしょうね
しかし、細胞でも大きくなると死んでしまうので細胞分裂するわけですよね
大企業の病巣は細胞分裂をさせない枠にこそ問題があるのですね>スーさん

可愛がられるというのも 一種の忠誠心ですからね
出世の理に適っていますよ。独立志向なのはなんだかわかるけどね(笑)>NORIさん

はいはい
そーいうのはどこにでもありますよ
「替りの会社なんて何社でもあるんだ!」だよね
でも そういうのって信頼関係を無くしますからね
あまりよい対処方法ではないことは事実です>海流ママ

大企業の中でも技術者は出世とは無縁の世界なんですけど、人事的に出世する人は、能力よりも「世渡り上手」が大事みたいですよね
でも 人間味の無い冷血非道なイメージがある人は、いずれ失脚しますよ。
組織ってそこが面白いのです>akiさん
エイジ
2006/02/25 10:10
そうですねー。でも歯車の一つでしかないからこそ、たいして能力のない私でもこうやって仕事をしていけるんですよね。だって代わりは誰もいないっていうような重要ポストにいたら、そうそう休めませんからねー。そういう意味で、独立して働いてらっしゃる方はすごいなーって思います。私には所属することの「安定さ」が心地よいです。
るり
2006/02/26 03:52
アメリカの場合は、トップは業績が出ないと即 クビらしいですからね
トップはトップとしての役割を果たしている訳ですよ
トップも歯車なんです。
でも日本の場合は、トップが責任を取らない場合が多いのですよ。
いわば 日本型組織は調整型組織なんです。番頭はん 丁稚どんみたいなね
歯車のほうがよっぽど正常な形態だと考えるのですね
エイジ
2006/02/26 18:00

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