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zoom RSS 老子の帝王学と日本国憲法 その2

<<   作成日時 : 2005/09/18 01:08   >>

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日本国憲法 前文を出来れば声を出して読んで欲しい。

日本国民は、正当に選挙された国会における代表者を通じて行動し、われらとわれらの子孫のために、諸国民との協和による成果と、わが国全土にわたつて自由のもたらす恵沢を確保し、政府の行為によつて再び戦争の惨禍が起ることのないやうにすることを決意し、ここに主権が国民に存することを宣言し、この憲法を確定する。

そもそも国政は、国民の厳粛な信託によるものであつて、その権威は国民に由来し、その権力は国民の代表者がこれを行使し、その福利は国民がこれを享受する。これは人類普遍の原理であり、この憲法は、かかる原理に基くものである。われらは、これに反する一切の憲法、法令及び詔勅を排除する。
日本国民は、恒久の平和を念願し、人間相互の関係を支配する崇高な理想を深く自覚するのであつて、平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した。われらは、平和を維持し、専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと努めてゐる国際社会において、名誉ある地位を占めたいと思ふ。われらは、全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免かれ、平和のうちに生存する権利を有することを確認する。

われらは、いづれの国家も、自国のことのみに専念して他国を無視してはならないのであつて、政治道徳の法則は、普遍的なものであり、この法則に従ふことは、自国の主権を維持し、他国と対等関係に立たうとする各国の責務であると信ずる。

日本国民は、国家の名誉にかけ、全力をあげてこの崇高な理想と目的を達成することを誓ふ。



私は率直に、この憲法はすばらしい憲法だと思う
この高貴さに正直痺れる。
だが、前文から明らかなように、これは「壮大な実験の開始」である。
それは、老子的理想国家の実験である。
こんな理想的で楽天的な憲法を、自ら作る国家は絶対にないであろう。
無条件降伏した日本だから、このような実験的憲法を制定できたのである。
この憲法を作成したのは、日本人ではなく、日本を占領した外国人である。
ところで「フリー・アンド・アクセプテッド・メーソン」という組織の理想国家の形態は、まさに「老子の国家論」と同じなのであるが、メーソンの影響下でこの憲法が作成されたかは不明であるが、日本国憲法が安易に作られた憲法ではなく、考え抜かれた哲学的根拠に裏付けられた理想憲法であると思う。

しかし、いくら理想だと言っても、もし日本が征服されたら、「だから、こんな夢みたいなこと言ってるからだよ!」と責任重大であろう。
多くのマキャベリストが言うように「自衛の手段持たない国家を許容するのは非国民」かも知れない。
しかし、これは結果論だ。
もしかしたら、永久平和の道は日本国憲法にしかないかも知れないではないか?

中曽根康弘が言うように
前文については、占領下でできた憲法であって、自国の安全保障を他国民の信義に任せて、自らは積極的な努力をしないような文章は改めるべきで、これはマッカーサー司令部の「防衛はアメリカがやるから、日本は自分でやる必要はない」という占領政策の影響を受けたものとも考えられる。昭和21年、日本解体の時代にあって、「日本の防衛は司令部がやる」という間接の意思表示にほかならないとも考えられるけれども、老子の国家論を知る者にとっては、うっとりするような理想の憲法なのである。

非常に無責任かも知れないけれども
日本国はこのまま憲法改正せずに、老子の思想を具象化して地上の唯一無比なる完全な国家になって頂きたい。
おそらく天皇が存在する日本でしかなし得ない理想国家になる筈である。

前のBLOGで書いたように、この憲法を守れば、決して侵略されず、日の落ちない国になる筈なのだ。
逆に軍備強化したら再侵略されてしまう筈である。

第二次大戦の国粋主義者の悲願である「八紘一宇」の実現は、「軍備の拡張と侵略」による覇道では成就されず、過去の聖人が説いた道、孔子の「聖人による王政」の王道によって、イエスの説いた「右の頬を打たれたら左の頬を差し出せ」によってのみ成就される筈なのである。もし聖人達の言葉が真理ならば、必ずや日本はこの理想を実現できる世界唯一の国なのである。

まさに、日本が戦争に負けた理由は、この憲法を実施するために必要なことだったのだと、高らかに叫ぶ日が来ないものか?

その暁には、日本国憲法を守ること、それが戦没者に対する供養になる筈である。

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真実は1つの自然科学と環境への適合の社会科学 
 学生の頃、自然科学では真実は1つと教えられました。リンゴが木から落ちるのを見て解明されたと言うニュートン力学はどれだけ時を経ても変わりません。自然科学の分野では、推論を立て実験を重ね理論の実証をしてゆくことが重要です。この世界では嘘や方便は入る余地がありません。また、分野ごとに幾つかの共通した自然法則があり、失敗を含めて経験を重ねることが、自然法則活用の直感力育成となり良い研究成果につながると言われます。最近韓国の科学者が人の各種臓器の元となるEM細胞の研究で、ノーベル賞対象とも云われる... ...続きを見る
NETの野草
2006/09/06 13:10

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コメント(3件)

内 容 ニックネーム/日時
確かにこの前文より美しい前文は、相当高邁な思想・相当高度な文章能力がなければ作りようがないでしょうねえ…。
社民党、「日本国憲法を守る」が最近ほとんど唯一の存在意義と化していますが、そういう党も必要かも、と思わせる部分があります。
シーラカンス
2005/09/18 10:53
日本国憲法の第9条は、死守すべき法律であると
聖人の言葉を実践する法律があってもいいじゃないか?と
平和と愛を愛するアッシーは思う。
アッシー
2005/09/18 15:28
日本国憲法の改正が話題になってますが
語る前に、日本国民は憲法を読んでみる必要があると思います>シーラさん

バニラのyuiちゃんとスッチー以外にも平和を愛していたのか!>アッシーさん
エイジ
2005/09/18 17:18

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